ジャイアンツがジャッジ獲得に本気 どんな巨額資金でも投じる準備、米メディア報道

ホームランダービーを観戦するジャッジ(右)と大谷(2022年7月18日撮影)

ジャイアンツが、ア・リーグ新記録の62本塁打を放ち今季終了後にFAとなるヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)の獲得に本気だと、米メディアが伝えた。25日付のニュージャージー・コムが、ジャイアンツはジャッジ獲得のためならどんな巨額資金でも投じる準備をしていると、球団オーナーグループと会った事情を知る人物の話として伝えている。ジャイアンツはオフの補強リストの中でもジャッジ獲得を最優先事項としており、提示金額では他球団に負けないことは確実だという。

ジャッジはメジャー7年目の今季、自己ベストの打率3割1分1厘をマークし、ロジャー・マリスの記録を61年ぶりに抜く62本塁打で本塁打王に輝き、131打点で打点王のタイトルも獲得。エンゼルス大谷翔平投手(28)とMVPを争っている。

ジャッジにはドジャースも獲得に本腰だと伝えられており、西海岸の強豪2球団が争奪戦に加わることが確実な情勢となった。ヤンキースがリーグ優勝決定シリーズでアストロズに4連敗し敗退した後、ジャッジは「僕はフリーエージェント(FA)になる。どうなるかはまだ分からない」と話していた。