ツインズは、前田健太投手（34）ら複数の選手に他球団からトレードの興味を持たれていると14日付のジ・アスレチックが伝えた。

ツインズは今オフ、FAとなったカルロス・コレア内野手（28）との再契約を目指していたが、コレアは最終的にジャイアンツから13年総額3億5000万ドル（約490億円）のオファーを受け移籍を決めた。チームの支柱となり得る選手との再契約に失敗した球団は、今後どのような方向性でチーム編成整備を行うのか不透明となっている。

同記事は、ツインズがトレードで戦力整備を行う可能性に言及。他球団が前田や先発右腕ソニー・グレイ（33）、マックス・ケプラー外野手（29）らにトレードの興味を示していると伝えた。

前田は2020年に6勝1敗、防御率2・70の好成績でサイ・ヤング賞2位の票を獲得し、昨季は開幕投手を務めた。だがシーズン途中に肘を痛め、9月にトミー・ジョン手術。今季終盤での復帰を目指したが結局全休し、来季開幕で復帰の見通しとなっている。