レッドソックスは吉田正尚のパワーにも期待、身長173センチ体格の先入観見返せるか 米報道

吉田正尚は本塁打を放つ(2022年10月撮影)

吉田正尚外野手(29)は、小柄な体格への先入観を見返せるか。米NBCスポーツボストンは2日(日本時間3日)、「レッドソックスは吉田正尚がパワー不足にならないことを期待している」と題した記事を掲載。巧打者タイプにとどまらない活躍を願っているとした。

同サイトのトマセ記者は「レッドソックスが吉田と契約したのは、彼が次のイチローだと信じているからではなく、彼がパワーのある打撃をすることを期待しているからである。そのためには、身体的なハンディキャップを克服しなければならない」と記した。編成担当のブルーム氏らが、コンタクトスキルと低い三振率以外に、パワーでも期待しているという。

吉田は昨季、21本塁打を記録した。だが、173センチという身長が懸念された。吉田と同じ5フィート8インチの左打者の球団シーズン最多本塁打記録は7本のブロック・ホルトで、他の球団では年間20本塁打以上は8人(ミューレン、カルフーンら)しかいないと指摘した。ただし、ヤンキースの名捕手ヨギ・ベラは11度、殿堂入りの名選手ジョー・モーガンは4度マークしているという。

本拠地フェンウェイパークは左打ちのプルヒッターに不利だと指摘した。右翼まで380フィート(約116メートル)あり、中堅の三角地帯は420フィート(約128メートル)もある。302フィート(約92メートル)と近い、通称ペスキーポールを巻くしか、右翼側は簡単に本塁打が出ないとした。

ただし、左翼側はグリーンモンスターと呼ばれる巨大フェンスがあるが、ポールまではわずか310フィート(約95メートル)で、左中間は膨らみがない。記事では「日本を離れると本塁打数が減るのが一般的だが、吉田のスイングは大リーグでも力を発揮するのかもしれない。ブルペンにボールを放り込んだり、グリーンモンスターの上にボールを飛ばしたりすることを、彼の体格が妨げることはないのかもしれない」と予想している。