【WBC】昨季16勝のブルージェイズ・マノアが米国代表を辞退していた 昨季終盤の疲労を考慮

アレク・マノア(2022年8月27日)

昨季デビュー2年目で16勝を挙げたブルージェイズのエース右腕、アレク・マノア投手(25)が、WBC米国代表のオファーを辞退していたことが分かった。13日、地元紙トロント・サンのロブ・ロングリー記者が伝えた。

同記者によると、マノアは「昨シーズンの終わり方を考えれば、あと20イニングも登板回が増えたら9月の終わりに投球ができなくなる。それはチームメートに対してフェアじゃない」と欠場理由を説明。昨季終盤での疲労の状態を考慮し、不参加を決めたという。

米フロリダ州出身のマノアは19年ドラフト1巡目(全体11位)でブルージェイズから指名されプロ入り。21年5月にデビューし、1年目は9勝を挙げ新人王投票8位に入った。昨季は31試合で16勝7敗、防御率2・24、180奪三振を記録しオールスターに初選出。サイ・ヤング賞投票では3位の票を集めるなど、一気にエース格に成長した。