ダルビッシュ多彩な球種を力強く、ブルペン37球で調整 今後はマイナー登板後、4・5初登板へ

フルペン入りしたダルビッシュは、最新機器で数値などを計測しながら投球練習を行う

【ピオリア(米アリゾナ州)28日(日本時間29日)=四竈衛】パドレスのダルビッシュ有投手(36)が、同地のキャンプ施設でブルペン入りし、37球の投球練習を行った。映像で握りやリリースポイントなどを確認しながら、多彩な球種を力強く投げ込んだ。

WBC出場の影響で調整ペースが不規則になったこともあり、30日からの公式戦開幕シリーズでの登板を回避。アリゾナに残り、独自調整を継続することになった。もっとも、25日にマイナーの試合で登板するなど、徐々に本来の感覚を取り戻してきた。見守ったニエブラ投手コーチは「最初に見た時よりも、今は心地よさそうに感じたよ」と、まったく心配していない。

30日には、再びマイナーの試合で80球程度を投げ、その後、本拠地サンディエゴのチームに合流。4日(同5日)のダイヤモンドバックス戦に先発し、今季のスタートを切る予定だ。

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