吉田正尚、日本人野手初の4番デビュー マルチ安打イチロー、松井稼頭央、福留孝介に次ぎ4人目

<レッドソックス9-10オリオールズ>◇30日(日本時間31日)◇フェンウェイパーク

レッドソックス吉田正尚外野手(29)が、4打数2安打1打点の活躍で、大リーグデビューした。

「4番左翼」で先発し、6回無死一、二塁で中前適時打を放ち、8回1死一塁では右前打を放ってチャンスを拡大。上々のメジャー1年目のスタートとなった。

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▼レッドソックス吉田正尚が日本人野手では初めて4番打者でデビューした。日本人野手が開幕戦でスタメンデビューしたのは22年の鈴木誠也(カブス)以来12人目。マルチ安打は01年イチロー(マリナーズ=2安打)、04年松井稼(メッツ=3安打)、08年福留(カブス=3安打)に次ぎ15年ぶり4人目。吉田はオリックス時代のデビュー戦も16年3月25日西武戦で5打数2安打とマルチ安打だった。