藤浪晋太郎、ほろ苦3回8失点デビューも米メディア厳しい反応少なく「学びの機会となった」

デビュー戦で黒星を喫し、浮かない表情で記者の質問に答えるアスレチックス藤浪(撮影・菅敏)

<アスレチックス1-13エンゼルス>◇1日(日本時間2日)◇オークランドコロシアム

アスレチックス藤浪晋太郎投手(28)がエンゼルス戦で3回途中を5安打8失点と崩れ、黒星デビューとなった。それでも地元の米メディアから厳しい反応は少なかった。

地元紙のザ・マーキュリーニューズ電子版は「フジナミは支配的な投球をしたが、そこから脱線した」のタイトルで記事を掲載。コッツェー監督の「フジは最初の2イニングは素晴らしかった。速球とスプリットで相手打者を圧倒していた」のコメントを紹介した。球団公式サイトは「フジナミにとって、起伏の激しいデビュー戦は学びの機会となった」と伝えた。

NBCスポーツ電子版は、藤浪の母明美さんがスタンドで祈りながら観戦している様子を「心温まる瞬間」とし、藤浪が1回に2番トラウトから三振を奪ったときに拍手をする姿などを伝えた。3回に崩れて敗戦投手となったものの「次の土曜日にはMLB初白星を得るチャンスがある」とした。

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