エンゼルスの兜は「問題ございません」と甲冑工房丸武 本塁打の儀式中に右側の鍬形が外れる

エンゼルス対ブルージェイズ 5回裏エンゼルス無死一、二塁、3点本塁打を放ち兜をかぶるトラウトは、勢い余ってくわがたをとる(撮影・菅敏)

<エンゼルス9-5ブルージェイズ>◇8日(日本時間9日)◇エンゼルスタジアム

エンゼルスの新ホームランセレブレーションで使用される兜(かぶと)の鍬形(くわがた)が、試合中に復活した。

5回、マイク・トラウトが2戦連発となる逆転3ラン。前日に着用して話題となった兜を再びかぶったが、右側の鍬形がなくなっていた。同じ5回に先頭のルイス・レンヒーフォが1号ソロを放って兜をかぶっていたが、ベンチで祝福を受けている途中に外れてしまったようだ。

SNSでは鍬形が外れた兜をかぶったトラウトの画像や動画が拡散された。その反響を受けてか、兜を制作した「甲冑(かちゅう)工房丸武」千代田店は「画像からですが、確認するに着脱式の鍬形が外れただけかと存じます。再度はめ込んで頂ければ問題ございません」とツイートした。

兜の破損を心配する声も多数上がったが、8回にハンター・レンフローが移籍1号ソロを放った際には、鍬形が「定位置」に戻っていた。