<ヤンキース2ー5エンゼルス>◇18日(日本時間19日)◇ヤンキースタジアム
熱狂的なヤンキースファンで知られるエンゼルスのローガン・オハピー捕手(23)が、ヤンキースタジアムでの初試合に感激した。ニューヨーク近郊のウェストアイスリップ出身。ヤ軍への「忠誠心」を物語るある行動で、男を上げていた。エンゼルスの公式ホームページ(HP)が18日、紹介した。
運転免許取り立ての高校3年生だったオハピーは2018年4月6日、自宅からヤンキースタジアムまで約72キロをドライブ。レフトの2階席でオリオールズ戦を観戦した。いきなり1回表、ヤ軍先発のエース左腕サバシアがマチャド(現パドレス)に特大の先制ソロを浴びた。オハピーはこのホームランボールを左手で直接キャッチ。友人と両手を合わせて歓喜した直後、フィールドに向かって投げ返した。
同HPでは当時の動画が流れており、ヤンキースのジャージーを着たオハピーがホームランボールを投げ捨てる一連の様子が確認できる。その2カ月後、フィリーズのドラフト23巡目で指名され、プロ入りした。
この日の試合前、当時の思い出を聞かれたオハピーは「その後は電話が鳴りっぱなしで、残りの試合は見られなかったよ。まあ、今も電話が鳴り続けているので、今夜のいい練習にはなったかな」と、「地元凱旋(がいせん)」にうれしそうだった。
大好きだった選手はデレク・ジーター遊撃手で、ヤンキースタジアムには数え切れないほど足を運んだという。今シリーズでは自らチケットを購入し、両親を含む親戚ら多数を招待した。あこがれの球場で初の公式戦を迎える前に、「本当に夢のようで、本当にクールなひとときになる。ヤンキースのファンで育ったが、もはやファンじゃない。今はビジターのクラブハウスにいるからね」と、笑顔で「打倒ヤンキー」を誓った。
この日は「9番捕手」でフル出場し、3打数1安打。捕手では5投手をリードし、ヤンキース打線を4安打2点に封じ、チームを勝利に導いた。