<ヤンキースーエンゼルス>◇19日(日本時間20日)◇ヤンキースタジアム
ヤンキースとドジャースで活躍し、広島の球団アドバイザーを務める黒田博樹氏(48)が、始球式を務めた。12年から14年の3年間、ヤンキースでプレー。先発ローテーション投手としてチームに貢献し、3シーズンで38勝33敗、防御率3・44の結果を残した。
この日は球団とのディスカッションや所用のため訪問したが、急きょ、始球式を依頼された。「9年ぶりぐらいですかね。戻ってきて。またこうやって、マウンドからスタンドの雰囲気を見られるのはすごく幸せで、あの3年間、ここで頑張って良かったなと思います」と感慨に浸った。
旧ヤンキースタジアムの100周年の記念日だった前日は、エンゼルス大谷翔平投手(28)が本塁打でニューヨークを沸かせた。敵地でも話題が絶えない二刀流について「年々進化していっている、そういう感じはしますし、もちろん両方、それもトップクラスの成績でっていうのは、あんまり考えられないんで。僕自身がね、簡単にコメントしていいのかなって。そこまでのプレーヤーになっているかなと」と語った。
15年から古巣広島に復帰し、16年シーズン限りで引退。日本ハムとの日本シリーズ第3戦、札幌ドームでの先発が現役で最終登板となった。その最後の打者が、大谷だった。個人的な面識はないが、「まさかメジャーで、そこまで二刀流っていうのは、あんまり皆さん想像してなかったんじゃないかなと。それを可能にするマインドというか、そういうのはすごく僕自身も興味があるというか、その気持ちがないと、あそこまで出来ないと思う。出来るっていう気持ちを持てたっていうのが、やっぱり素晴らしいことだと思います」と感心していた。
エンゼルスでプレーを続ける大谷はエ軍と長期契約に合意しない限り、今オフにフリーエージェントとなる。500万ドル(約650億円)以上の破格の契約になるとも言われている状況に黒田氏は「日本人が頑張って、地位を上げて、先輩方もやってこられた中でね、そうやって大谷選手がアメリカの中でもトップに行くっていうのは、やっぱり僕らとしてはすごくうれしいですね」と語った。