元カージナルス・シャノン氏死去、83歳 2度WS制覇 引退後ブロードキャスター50年務める

カージナルスで2度のワールドシリーズ制覇を果たしたマイク・シャノン氏が4月29日に83歳で亡くなったことが分かった。同球団は死因を明らかにしていない。

シャノン氏は1962年のデビューから現役最終年の70年までカージナルス一筋でプレー。メジャー9シーズンで通算882試合に出場し、打率2割5分5厘、68本塁打、367打点を残した。64年と67年にワールドシリーズを優勝している。引退後は72年から50年間にわたりブロードキャスターを務めた。

カージナルスのウィリアム・デウィット・オーナーは4月30日に声明で、「マイクはカージナルスのファン、チームメートと特別なつながりがあり、それは試合やカージナルス、そしてセントルイスのコミュニティに対する限りない情熱に表れていた」と述べた。(AP)