<パイレーツ1-10ブルージェイズ>◇7日(日本時間8日)◇PNCパーク
ブルージェイズ菊池雄星投手(31)が7日(日本時間8日)、パイレーツ戦に先発し、7回途中4安打無失点と好投。開幕から無傷の5連勝を飾った。
日米通算99勝(日本73、米国26)まで積み上げ、節目の100勝まであと「1」と迫った。
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悪天候で試合開始が約1時間半遅れても、菊池は平然としていた。敵地にもかかわらず、クラブハウス内では「寝ていました」と、肝は据わっていた。
初回、先頭に四球を与えたものの、冷静に後続を仕留め、好スタートを切った。ストライクを先行させ、連打を許さず6回まで0行進。「直球をストライクゾーンに投げ、攻めていけたのは大きかった」。最速96・6マイル(約155・5キロ)の速球は93球中、44%の41球。小気味よいテンポの投球で打線の援護を呼び、5点リードの7回1死でお役御免となった。
前回登板の2日レッドソックス戦では、吉田にソロ本塁打を浴びるなど5回途中5失点で降板。登板後には風邪をひき、3日間スムージーしか飲めず体重は4キロ減った。それでも、先発ローテの一角として、同じ失敗を繰り返すわけにはいかなかった。「今までの経験、積み上げたものが少しずつ形になっている」。敵地PNCパークには苦い思い出がある。救援に配置転換となった昨季の9月、2番手で登板し4安打と打ち込まれた。「ここで中継ぎとして投げて悔しい思いをした。去年悔しかった分、今年はしっかりやろう」との思いをボールに込めた。
快勝したチームは、好調パ軍を相手に敵地で同一カード3連勝を飾った。「メジャーに来てから1番いい形で投げられている」。メジャー5年目。次の100勝目も、単なる区切りの数字に過ぎない。
▼菊池が開幕5連勝。日本人大リーガーの開幕5連勝は14年田中(ヤンキース)の6連勝以来、9年ぶり5人目。09年岡島(レッドソックス)が救援で6連勝しており、先発投手では4人目。最長は08年松坂(レッドソックス)の8連勝。