<ガーディアンズ4-3エンゼルス>◇14日(日本時間15日)◇プログレッシブフィールド
エンゼルスが、またしても継投失敗で競り負けた。ガーディアンズ戦で1-1と同点に追い付いた直後の8回、先発サンドバルを救援したクローザーのエステベスが痛恨の3ランを被弾。前夜に続く「魔の8回」を乗り越えられず、連敗を喫した。
「2番DH」で出場した大谷は、ガ軍先発の新人右腕バイビーの前に、第3打席までは無安打2三振と封じ込まれた。それでも、3点を勝ち越された直後の9回無死一、三塁で迎えた第4打席には、クローザーのクラセから中前へ適時打。直後に、今季6個目の盗塁に成功し、好機を広げた。
その一方で、大谷らしからぬ、記録に残らないミスも生じた。2点差に迫り、なお1死二、三塁。4番ウォードの三ゴロの際、二塁走者大谷は飛び出し、三塁ラミレスにタッチされ、アウトとなった。その間、三塁走者が生還して1点差。セオリー通りであれば、無理にスタートする必要はなく、同点の走者として二塁にとどまるべき状況だった。試合後のネビン監督は「得点圏の走者で同点の走者で、積極的な動きだった。ラミレスが左側に動いていいプレーをした」と、特に批判することはなかった。だが、一打同点の好機を残す2死二塁のはずが、2死一塁からプレーは再開。最終的に1点及ばなかった。
41試合を終えて、依然として貯金「1」。攻守にほころびが出始めたとはいえ、残り約120試合と、立て直す猶予はある。野球にミスは付きものとはいえ、この連敗が、ミスがミスを呼ぶ「負の連鎖」だとすれば不安材料。救援陣だけでなく、エ軍全体にとっての正念場が、ひたひたと近づいてきた。大谷が15日(同16日)のオリオールズ戦に先発し、連鎖を自ら断ち切る。【四竈衛】