大谷翔平、復調の13号ソロも「なおエ」で連勝逃す「1本見ることが出来て良かった」ネビン監督

ホワイトソックス対エンゼルス 9回表エンゼルス2死一、二塁、ネト(手前)が空振り三振に倒れ試合終了となり、引き揚げる大谷(左から3人目)(撮影・前田充)

<ホワイトソックス7-3エンゼルス>◇30日(日本時間31日)◇ギャランティードレート・フィールド

エンゼルス大谷翔平投手(28)が、4回に一時は勝ち越しとなる13号ソロ本塁打を放ったが、チームは敗れ、連勝はならなかった。

1-1の4回無死、試合前の時点で対戦成績20打数6安打の打率3割、2本塁打、3打点と好相性だった右腕ジオリトと対戦。3球目、94・2マイル(約152キロ)の高め直球を捉え、中越えに運んだ。打球速度は110・2マイル(約177キロ)、角度30度、飛距離は435フィート(約132・6メートル)。打った瞬間に本塁打と分かる当たりで、敵地のファンをどよめかせた。

その後の2打席は凡退。4打数1安打1打点で、チームは4回に5失点し、逆転負けを喫した。

試合前までの直近10試合で打率1割3分5厘と下降気味だった大谷について、ネビン監督は「彼も人間だから。こういうことを経験していくもの。いいところに投げられていたし、ミスショットもしていた。それは起こり得ること。今日は、1本見ることが出来て良かった」と語った。