大谷翔平、元同僚捕手マルドナドと対決しバットへし折る 根本からバキッ、さらに縦に真っ二つ

アストロズ対エンゼルス 「1番投手兼DH」で先発し力投するエンゼルス大谷(撮影・前田充)

<アストロズ-エンゼルス>◇2日(日本時間3日)◇ミニッツメイド・パーク

「1番投手兼DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(28)と、アストロズのマーティン・マルドナド捕手(36)の元同僚対決でどよめきが起きた。

5回無死、大谷の初球、内角ツーシームを打ちにいったマルドナドのバットが根元から折れ、さらに縦に真っ二つに割れた。ボールは三塁へのボテボテのゴロ。一方でバットの破片も三塁方向へ飛び、三塁手のウルシェラは一瞬、動けなくなった。その後、落ち着いてゴロを処理したが、球場内はどよめいた。

6回、2死から大谷が8番ジュルクスに痛恨の2ランを浴び、4点リードされた直後。9番マルドナドへの初球シンカーが抜け、顔付近へのボールとなった。再び場内はどよめき、ブーイングも起こった。

マルドナドは大谷がメジャー1年目の18年に女房役を務めた元同僚。頭脳派捕手として、この日はエース左腕バルデスを好リードした。