大谷翔平「形的には悪くなかったですかね。ただ…」スイーパーに手応えと反省/一問一答

アストロズ対エンゼルス 6回裏を投げ終え、厳しい表情を見せながらベンチへ戻る大谷(撮影・前田充)

<アストロズ6-2エンゼルス>◇2日(日本時間3日)◇ミニッツメイドパーク

エンゼルス大谷翔平投手(28)が「1番投手兼DH」で出場し、今季2敗目を喫した。投手では6回を投げ、9安打5失点。打者では4打数無安打に終わった。

1回から流れがアストロズに傾いた。1死から2番ペーニャを内野安打で出塁させると、3番アルバレスに右中間への先制2ランを浴びた。

2回から4回までは無失点で粘ったが、5回2死から四球を与えると、2死一、二塁から4番ブレグマンに左前適時打を浴びた。

さらに6回は8番ジュルクスに内角カットボールを捉えられ、痛恨の被弾。5点目を失った。

相手のエース左腕バルデスとの4度目の投げ合いに完敗し、これで4戦全敗。チームは同地区のライバル・アストロズ4連戦で2連敗スタートとなった。

大谷の試合後の一問一答は以下の通り。

-今日の投球

(打球が)間を抜けたりとか、そこで球数がかさんだり、そういうところでプラン通りいかなったところはあるかなと思います。

-カウント0-2から4安打

決めきれないところ、球種の選択も含めて、そこで三振とれれば、もちろん流れを作れますし、もったいないなと。

-前の2登板に比べてスプリットが少ないのは

シンカー表記になっていると思うが、ちょこちょこ投げたりはしているので、思ったよりかは投げてはいるかなと思います。

-左腕バルデスに対して打席でも苦しんだ

1アウト一、二塁のところ、あそこが一番チャンスだったかなと。序盤にもうちょっと点数とれたかなと思います。

-オリオールズ戦後、スイーパーを修正しないとと言っていたが、今の状態は

形的には悪くなかったですかね。ただ、相手が狙っているところで抜けたりとか、最後のホームランもそうでしたけど、抜けがちょっと多かったかなと思います。

-チームの状態について。ライバル球団のアストロズに2連敗

チャンスはもちろん作れてますし、今日は僕自身がしっかり打てれば、最後もそうでしたけど、もう少し勝つチャンスはあったんじゃないかと思うので、オフェンス面はチャンスは作れてるかなと思ってます。

-決めきれなかった要因は

どちらかというと、スライダー狙い。2ストライク後に(相手が)ケアしている確率が高かったんじゃないかなと思う。それはいつも通りなんですけど、もう少し直球なり、スプリットももちろんそうですけど、有利なカウントで違う選択肢がもちろんあったんじゃないかなとは思いますし、スプリットでもいくつか三振は取っているので、反応的にはそういう感じ。

-アストロズの強さは感じる

徹底はしてくるチームじゃないかなと思うので、バラバラに攻撃するのではなくて。少ないチャンスを全員がこう目的を持って狙ってきているかなとは思うので、そういう強さはもちろんあるんじゃないかなと。

-左腕バルデスと投打で相性がよくない

相性うんぬんというよりは、いいピッチャーなので、もちろん全員が打ててないですし、リーグ全体通してみても。それがいいピッチャーだと思うので、逆に抑えるべきときに今日は、満塁のときもそうでしたけど抑えてますし、そういうところが。ゲッツーも取れるし、いいピッチャーなんじゃないかなと思います。

-栗山監督が退任。学んだこと、感謝の気持ちを

お疲れさまでした、っていう。みんなそれぞれのシーズンに入ってるので。なんて言うんですかね、栗山監督もあんまり望んでないと思いますし、それぞれの道でみんながまた頑張りたいなと思ってます。