吉田正尚の前半戦評価は“A”とコーラ監督「それ以下をつける人間は何を見ているんだ?」

8回、今季10号の決勝弾を放ったレッドソックス吉田正尚(ロイター=USA TODAY Sports)

<レッドソックス4-3アスレチックス>◇9日(日本時間10日)◇フェンウェイパーク

レッドソックス吉田正尚外野手がアスレチックス戦に「5番DH」で出場し、決勝の今季10号ソロ本塁打を放った。アレックス・コーラ監督は試合前、吉田の前半戦は「A評価」だとたたえていたが、その期待に応える内容だった。MLB公式サイトが伝えている。

吉田はこの日、3-3の同点で迎えた8回先頭で、3番手左腕ケン・ワルディチュク投手に対し1ボール2ストライクと追い込まれてから2球ファウルで粘り、ストライクゾーンを高めに外れた95マイル(約153キロ)のフォーシームを逆方向に放ち、グリーンモンスター越え。日本人メジャーでは9人目となる1年目2桁本塁打をマークした。

4打数2安打、1打点、2得点で、6回に中前打で出塁したときには二盗を決め、今季6個目の盗塁に成功した吉田。メジャーはこれでオールスターブレークに入るが、吉田の前半戦の成績は78試合出場で打率3割1分6厘、出塁率3割8分2厘、長打率4割9分2厘、10本塁打、44打点と上々で、コーラ監督は試合前に「成績をつける時期だが、彼の評価はAだ」とコメント。「それより下をつける人間は何を見ているんだ? という話になる」と語っていた。

レッドソックスが12月に吉田と総額9000万ドル(約126億円)の5年契約を結び、オリックスには譲渡金として1537万5000ドルを支払うとした際、球界からは高額すぎるとの声も上がった。だが、コーラ監督は「スカウトは長年彼を見てきて(メジャーで)通用すると分かっていた。いまだに疑問を抱いている人が大勢いるのは知っているが、彼は優れた打者としてのパフォーマンスを見せている。四球を選び、三振をしない。左腕からも右腕からも、どの方向にも打てる。獲得のチャンスを生かせてよかったと思う」と語っていた。

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