カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(26)が24日、都内で元日本ハム斎藤佑樹氏と森永のトークイベントに参加した。今季はプレーオフ進出を逃したが「ワールドシリーズ優勝」を来季の目標に掲げた。「WBCでも経験した通り、カージナルスでも夢を実現したい」と話した。
斎藤氏は早実(東京)で夏の甲子園を制した06年に高校日本代表の一員として米国遠征した。この大会で当時11歳のヌートバーがバットボーイを務めており、両者は旧知の間柄だった。ヌートバーは「少年の時に非常に影響を受けた。甲子園の記事を見て、斎藤さんに憧れて日本代表になりたいと思った」と話した。斎藤氏は「笑顔が変わらない。人として素晴らしい青年になってうれしい」と話した。
ヌートバーは現在、2週間の日本滞在中に限定して、食事制限を解除している。「ラーメン、ギョーザ、カツ丼をずるして食べています」と笑った。シーズン中は魚、チキン、米などに限定している。
日本語はWBCに参加後、球場とアパートの行き帰りの道中で勉強していた。「次のWBCで完璧に話せるようにしたい」という目標があった。現在は「ニホンゴスコシワカリマス」と日本語で話した後に「これが現在話せる全てです」とおどけた。
ヌートバーは米カリフォルニア州生まれだが、母久美子さんが埼玉県出身の日本人で、今春WBCでは日系米国人選手として初めて日本代表に参加し、1番打者として打線をけん引。優勝に貢献した。カ軍では自己最多の117試合に出場し、111安打、14本塁打、46打点、11盗塁、打率2割6分1厘、OPS・785と活躍した。【斎藤直樹】