山本由伸争奪戦!大谷翔平らと「今オフ最も魅力的なFA9人」選出 メッツなど8球団獲得候補

オリックス対阪神 試合後、ファンにあいさつするオリックス山本(2023年11月5日撮影)

山本由伸投手(25)の争奪戦がスタートする。オリックスがポスティングシステムを利用しての米大リーグ移籍を承認してから一夜明けた5日(日本時間6日)、MLB公式サイトはトップニュースで「どことサインする」という記事を掲載。獲得候補にメッツなど8球団を挙げた。同サイトの今オフFAランクはエンゼルス大谷翔平投手(29)に次ぐ2位で、日本から移籍する選手としては史上最高額の契約総額になる可能性も指摘された。

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オリックスのポスティング申請承認で、山本への注目が急激に高まった。MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者によると、少なくともメッツ、レッドソックス、カージナルス、ドジャース、ダイヤモンドバックス、タイガース、カブス、ヤンキースの8球団が獲得に乗り出すという。メ軍はエプラーGM(当時)、ヤ軍はキャッシュマンGMと幹部が今季視察に訪れており、他にもジャイアンツはザイディ編成本部長が来日している。

記事では3年連続の沢村賞などの受賞歴や公式戦の通算成績に加え、これまでに大きなけががないことも紹介された。別の記事ではエンゼルス大谷とともに「今オフ最も魅力的なフリーエージェント9人」にも選出。アドラー記者は「山本の実績、実力、若さは、今年のFA投手でトップクラスに躍り出るだろう。日本から来る選手による最高契約額だった田中将大の1億5500万ドル(約233億円)を超える契約を結ぶ可能性がある」と言及した。

日本人投手は、ソフトバンクからメッツ入りした千賀が12勝を挙げ、新人王を争う活躍したことも、人気が高まっている。アドラー記者は「国際リーグから来るエリート選手は、いつも神秘的な魅力がある。ゴーストフォークと呼ばれた千賀を思い浮かべてみて」と紹介。前日には山本の変化球も「レインボーカーブ」と称された。争奪戦はヒートアップが予想される。

★MLBコムの今オフFAランク10傑

1位 エンゼルス大谷翔平投手

2位 オリックス山本由伸投手

3位 パドレス・スネル投手

4位 カブス・ベリンジャー外野手

5位 フィリーズ・ノラ投手

6位 パドレス・ヘイダー投手

7位 ツインズ・グレイ投手

8位 レンジャーズ・モンゴメリー投手

9位 ドジャース・マルティネスDH

10位 ブルージェイズ・チャプマン内野手

 

15位 DeNA今永昇太投手

19位 前中日ジャリエル・ロドリゲス投手

 

★山本獲得を狙うと報じられた8球団の事情

◆メッツ 千賀が活躍し、前GMも来日している。再建イヤーではあるが、オーナーが富豪で、資金面は30球団で最も豊富。

◆レッドソックス オリックスから吉田正尚を獲得したばかり。幹部は来日経験も豊富で、日本球界の事情にも通じる。

◆カージナルス 日本での活躍に目を付けてマイコラスを獲得し、エース格に。WBC日本代表で山本と同僚のヌートバーが在籍。

◆ドジャース エンゼルス大谷の本命球団と目されるが、資金面は充実。エース左腕のカーショーは左肩手術で来夏以降復帰予定。

◆ダイヤモンドバックス 元ヤクルトのロブロ監督率いるナ・リーグ優勝球団。若手が多く、先発3番手が新人と投手層は薄い。

◆タイガース ア・リーグ中地区2位。今季13勝のエース左腕ロドリゲスが残り3年の契約を破棄し、FAとなった。

◆カブス ナ・リーグ中地区2位で、チーム防御率はリーグ6位。今季10勝の右腕ストローマンがFAに。鈴木誠也が在籍。

◆ヤンキース 山本のノーヒットノーランをキャッシュマンGMが視察。コールに次ぐ先発の柱が必要。人気と資金面は文句なし。