前田健太がタイガースと2年36億円で合意と米記者報道 ツインズから今オフFA

ツインズ前田健太(2023年5月撮影)

ツインズからFAとなった前田健太投手(35)が、タイガースと2年契約で合意したと、ニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者ら複数の米メディアが26日(日本時間27日)、X(旧ツイッター)で伝えた。ESPNのジェフ・パッサン記者によると、契約は2年総額2400万ドル(約36億円)だという。地元紙デトロイト・フリープレスのエバン・ペッゾルド記者によると27日(同28日)に身体検査を行い、問題がなければ正式発表となる見込み。

前田はメジャー7年目の今季、右肘のトミー・ジョン手術から復帰し21試合で6勝8敗、防御率4・23。メジャー7年間では通算190試合に登板し65勝49敗、防御率3・92、951奪三振で、2022年は右肘リハビリのため1シーズン登板しなかった。

このオフにメジャー移籍後初めてFAとなり、ツインズが再契約に前向きと伝えられている一方、タイガースが本気で獲得に動いていると報じられていた。

◆デトロイト・タイガース 1901年、ア・リーグ創設と同時に誕生。「球聖」タイ・カッブが首位打者を12回獲得した。リーグ優勝11回、ワールドシリーズは35、45、68、84年と4度制覇。79年途中から95年までスパーキー・アンダーソン監督の長期政権。80年代はトラメル遊撃手やギブソン外野手の活躍で黄金時代を築いた。11~14年地区優勝。本拠地はコメリカパーク。A・J・ヒンチ監督。日本人は99、00年に木田優夫、00年に野茂英雄が在籍。