求人情報サイト「バイトル」「バイトルNEXT」などを運営するディップ株式会社は15日、ドジャース大谷翔平投手(29)が、ブランドアンバサダーに就任したと発表した。
同社は、大谷と創業者の冨田英揮代表取締役兼CEOが、dipのフィロソフィーをテーマに語り合った動画を公開した。
-大谷さんの人生にとって夢ってどんな存在ですか
僕はずっと野球ばっかりやってきた人間なので。父も兄も野球をやってきた家族で、野球にお世話になってるイメージなんですけど。最初からプロ野球選手になりたい、メジャーリーガーになりたいという夢があったおかげでぶれることなく頑張ってこられたのかなと思っているので、感謝してます。ラッキーだったなとも思っているので、目指すべきものが自分の身の回りにあって運が良かったと思いますね。
-今も夢を持ち続けている
そうですね。まだまだ達成したいことだったり自分の中で持ってますし。今年WBCがあったり、自分が成し遂げたい目標を1つクリアできたことだったりは、いい年だったと思う半面、もう少しこうできたんじゃないかと思うこともありますし。その積み重ねでここまできていますし、今日で現役が終わりだという、その日まで変わらずに挑戦したいなと思ってます。
-今年はWBC、ホームラン王、MVP取りましたけど、その中でこれはうれしいというものはありますか
全部もちろんうれしかったですね。WBCに関しては本当に第1回の大会から、僕が野球を始めて面白いなと思っている時期に大会が始まって、見せてもらって、日本が勝っていく姿を見て、自分もプレーしたいと思っていたので。前回大会はケガとかで出られない中で今年ようやく出られた中で勝ったのもうれしいですし。ホームラン王は日本人の悲願みたいなところもあるので、そこに対する積み上げてもらった先輩方へのリスペクトも加味すると、特別だなと思う賞の1つですし。2回目の満票MVPもこれも誰もやったことがないと考えると、長い歴史を考えると感慨深いものがあるので、捨てがたいのはありますね。
-大谷さんの人生を変えたアイデアはありますか
僕発信のアイデアかと言われたらそうではないというか、投打ともにやっていく。提案自体はファイターズでのミーティングの中で、僕にもその発想はなかったですし。やらせてもらえる環境はないと思っていたので。そういう考えは除外していたんですけど。それを新しく提案してもらって、自分の中でやってみたいという気持ちもありましたし。やりたいことと、実際にやってみることは大きな違いだと思うので、自分の中でやりたいという思いはありつつも、どこかで厳しいんじゃないかと。プロ野球のレベルの高さだったりとか、1つやるにしても難しいことではあるので、どっちもできるのかなっていう不安ももちろんありましたけど。それよりもやってみたいという気持ちが勝ったので。サポートもありましたし、周りの環境を含めて運が良かったと思います。
-今まで最も自分が熱くなれた瞬間は
やっぱりWBCの最後は感慨深いものがありました。シチュエーションも含めて。最後の最後で自分を送り出してくれた監督の信頼に応えたいなというのもそうですし。相手がアメリカで自分のチームの主力選手というのもありますし。すべてがいいタイミングで合わさって、自分の中では特別な瞬間でした。
-持っているなと思いましたか
フォアボールを出した時点でちょっと危ないかと思ったんですけど、ゲッツーをとった時点でもう、僕のゲームだというか。そこで流れは決まってたのかなという。まずゲッツーをしっかり取ってくれたのは、自分の中で大きかったことで。トラウト選手が歩いてくるところも見えましたけど、これはもらったなというのが僕の中であったので、そこのゲッツーが大きかったですね。
-今までピンチをチャンスにした出来事は
僕は手術が大きかったですね。今もリハビリ中なんですけど。いいことではないですし、マイナスな要素がある中で、チャンスに変えられるというか、勉強することはたくさんあるので。そこで気づいたことも多いですし。スポーツ選手にとってケガはマイナスが多いので肯定することはできないですけど、人としても良かったな、ではないですけど気づくことは多かったです。
-あきらめな気持ちは大事ですか
ゲーム自体でも大事ですし。僕は(二刀流を)できないだろうと思われていたので、でも自分ができると思っているので、それは仕方ないことなんですけど。見てもらえさえすれば分かってもらえる。プロなので結果を出せば応援してくれるし、考え方も変えてくれると思っていたので。自分の成績1つで変えていける、頑張っていきたいと思ってました。
-今年44本打ちましたけど、来年は50本、60本打とうと思いますか
それは思います。できるとももちろん思ってますし。みなさんがこうやってほしいと思うより、僕自身はもっと高く行きたいなと思っているので。それはもう、そういう人たちの考えと一緒に頑張っていきたいと思ってます。
-プライベートの今後の設計で考えていることはありますか
結婚とか子どもも含めて、平穏に暮らしたいなというか。心が平穏なのが何よりもいいことかなと思うので。私生活はそういう風にありたいなと思う。仕事柄、多くの人の前でプレーするということをしているので、それもまた違う楽しみというか、期待されるプレッシャーだったり、ファンの人は期待するものだと思うので、そこに対するプレッシャーも楽しみというか。私生活とは別の楽しみ方というか。僕も中堅になってきて競技人生も終わりに近づいていると考えると、今を楽しまないと、終わりが近いだけにもったいないと思います。
-夢に向かって頑張って仕事をしている人にメッセージをお願いします
素晴らしいと思いますね。僕はある意味ひとつの道というか、野球選手というものを夢見てもらえるように頑張っていくのが仕事なので、それをいろいろな職業がある中で、人の道を応援してあげられるのもそうですし、一緒に探していくのもそうですし。素晴らしいと思います。僕は1つの道しか示せないので、一緒に何か頑張っていけたら、一緒に夢を目指していけたらと思います。