山本由伸、今週中にも移籍先決断へ 本命ヤンキース急浮上ドジャースなど交渉球団の条件でそろう

山本由伸(2023年11月28日撮影)

オリックスからポスティングシステムで米移籍を目指す山本由伸投手(25)が、今週中にも移籍先を決断する可能性が高まってきた。ジャイアンツとレッドソックスが、いずれも総額3億ドル(約420億円)の条件を提示していることが16日(日本時間17日)、明らかになった。元レッズGMで「CBSスポーツ」などでアナリストを務めるジム・ボーデン氏がX(旧ツイッター)で伝えた。すでに各球団の条件提示はほぼ終了したものとみられ、「山本争奪戦」はいよいよ大詰めに近づいてきた。

大谷のドジャース移籍発表から1週間後。次なるFAの大物とされてきた山本の交渉が、いよいよ最終局面を迎えた。現在渡米中の山本は、これまでにメッツ、ジ軍、ヤンキース、ド軍、フィリーズと直接交渉。さらにレ軍のオファーが明らかになったことで、各球団の条件がほぼ出そろったものとみられる。

交渉解禁直後、日本報道陣にオンラインで対応した代理人のジョエル・ウルフ氏は、45日間の交渉期限について「球団を絞り込み、決断するのは意外に早いだろう」と、早期決着の可能性を予想。遅くともクリスマス休暇に入る今週末までに、正式発表と入団会見を行うことになりそうだ。

当初から本命視されるヤンキースに加え、移籍したばかりの大谷が交渉に同席したド軍が急浮上。争奪戦は最後までヒートアップしており、あとは山本の決断を待つ状況となってきた。

◆メッツとの交渉過程 オーナーのスティーブ・コーエン氏とデービッド・スターンズ編成本部長が、4日(日本時間5日)開幕だったウインターミーティング前に極秘で来日。高級フレンチ風日本料理店で家族同伴で山本と会食し、ラブコールした。

◆ヤンキースとの交渉過程 11日(日本時間12日)、オーナーのハル・スタインブレナー氏、ブライアン・キャッシュマンGM、アーロン・ブーン監督らが同席のもとで交渉。背番号「18」を空き番号にして用意し、上限なしの資金力で交渉を進める方針。

◆ドジャースとの交渉過程 12日(日本時間13日)、ドジャースタジアムで直接交渉。大谷、ベッツ、フリーマン、スミスがサポート役を務めた。背番号も大谷の「17」に続く「18」を用意。山本が幼い頃からドジャースのファンという好材料も。

◆フィリーズとの交渉過程 14日(日本時間15日)に滞在中のロサンゼルスで直接交渉を行ったと、複数の米メディアが報じた。昨季のナ・リーグ王者のフ軍はMVP2度のハーパー、22年本塁打王のシュワバーらが所属し、強力打線で山本を援護する。