楽天から海外FA権を行使した松井裕樹投手(28)が、パドレスと契約合意に達したことが20日、分かった。球界関係者によれば、既にメディカルチェックを終えており、問題がなければ近日中にも球団から正式発表される。複数年契約となる見込みとMLB公式サイトが伝えた。正式契約となれば、侍ジャパンでともに戦ったダルビッシュ有投手(37)と同僚となる。ドジャース大谷翔平投手(29)と同じナ・リーグ西地区で、3月20日から韓国・ソウルで行われる開幕2連戦で対戦する可能性もある。
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松井がリリーフ強化を目指すパドレスと契約合意に達した。メディカルチェックを済ませ、結果を待ってから正式契約となるが、問題がなければ近日中にも発表される。MLB公式サイトによれば、金額は不明だが、複数年契約でオファーを受けているという。
海外FA権を行使した松井は、各球団との交渉で今月に渡米。現地を視察し、移籍先候補だったカージナルスの拠点セントルイスにも訪れたという。新天地に選んだ先は、メキシコとの国境でカリフォルニア州の南端に位置し、年間を通じて温暖な気候のサンディエゴ。米国で「Finest City(最高の都市)」とも呼ばれ、海辺の景観も美しい街を拠点として、新たな挑戦に臨むこととなりそうだ。
パ軍は今オフ、守護神の左腕ジョシュ・ヘイダー、今季ナ・リーグのサイ・ヤング賞左腕ブレーク・スネルもFAで移籍すると報じられている。投手陣の補強が急務で、特にリリーフ左腕は選手層が薄い。23年シーズン序盤でメジャーデビューし、54試合の登板で防御率1・75の成績を残したコスグローブ以外は、実績の豊富な投手が少ない。
松井は楽天で10年間プレーし、主に守護神として通算236セーブを挙げた。昨年オフのウインター・ミーティングでは千賀(メッツ)、吉田(レッドソックス)、藤浪(オリオールズFA)らが注目された中、ある代理人関係者は、メジャーで通用する次なる日本人選手として松井の名を挙げていた。それだけ、米球界でも評価が高かった。
今年3月に行われたWBCでは侍ジャパンの一員として活躍。WBC使用球への対応に課題が残ったが、ダルビッシュから助言を受けるなど、精力的に改善を続けていた。パ軍入団なら再びチームメートになる。来季開幕は韓国・ソウルでのドジャース2連戦。大谷との対戦が実現する可能性も出てきた。