大リーグ(米MLB)オリオールズからFAとなっていた藤浪晋太郎投手(29)が、ニューヨーク・メッツとの契約に合意したと2日、地元紙ニューヨーク・ポストのジョン・ヘイマン記者がX(旧ツイッター)に投稿した。
「Fujinami to Mets. $3.35M, $850K incentives」とポスト。単年335万ドル(約4億8575万円)で、出来高は85万ドル(1億2325万円)としている。
メッツには千賀滉大投手(31)が在籍しており、加入が実現すれば、リリーフとして期待される藤浪との投手リレーも見られるかもしれない。
メジャー1年目の昨季、藤浪はアスレチックスで34試合に登板。開幕直後は先発で起用され、5月のレンジャーズ戦で初勝利を挙げた。7月にオリオールズへ移籍した後は30試合に登板し、防御率4・85。チームの9年ぶり地区優勝に貢献していた。
年間通算では7勝8敗2セーブ5ホールドだった。防御率は7・18と高かったものの、勝負の2年目へ米データサイト「ファングラフス」で特集が組まれたほど存在感を示した。昨季101マイル(約162・5キロ)を10球以上投げた投手15人のうちの1人で、直球のスピードはメジャーでもトップクラスと高く評価されていた。
去就が注目される中、先月13日には古巣阪神タイガースの2軍施設、鳴尾浜球場でブルペン投球を行って驚かせた。移籍先については、かねて「1月後半とかになると思う。気長に待っていただければ」と語っていたが、救援投手として、来たるべき契約に備えていた。
4月には、敵地でロサンゼルス・ドジャースとの3連戦が組まれている。同じ1994年(平6)生まれで、今季は打者に専念する大谷翔平選手(29)との対決も、また話題になりそうだ。