大谷翔平キャンプイン迫り特設テント誕生!世界中から殺到メディアに備え40人規模の臨時記者席

キャンプ地で自主トレをするドジャース山本(2024年2月6日撮影)

【グレンデール(米アリゾナ州)7日(日本時間8日)=四竈衛】同地のドジャースのキャンプ施設内に、新たにメディア用の臨時記者席が増設された。

これまでも老舗の人気球団とあって全国的な注目度は高かったが、大谷翔平投手(29)、山本由伸投手(25)の加入で世界中から報道陣が激増することは確実。フィーバー対策の一端となる「大谷テント」も整い、バッテリー、リハビリ組のキャンプ集合日を8日(同9日)に控えるこの日までに準備が完了した。

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警備強化のため、「関係者以外は立ち入り禁止」とされた施設ゲート前の駐車場内に特設されたテント内には、すでに新品のテーブル、椅子が並べられ、配電設備も完備していた。ドリンク用の冷蔵庫、扇風機が置かれるなど、清潔なワーキングルームが完成した。

昨年までは、同施設内のクラブハウスと本球場内の記者席で対応可能だったが、メディアの動員力が桁違いの大谷加入に伴い、ド軍関係者は事前に大型テントで対応するプランを検討。今回、新たに約40人前後が作業可能な「臨時記者席」を設置し、万全な受け入れ体制を整えた。

昨年12月、プロスポーツ史上最高額となる10年総額7億ドル(約1015億円)の契約を結んだ大谷の場合、今や日本や米国だけでなく、中南米、韓国、台湾メディアなどからも一挙手一投足が注目される存在となった。特に、今季は韓国・ソウルで公式戦の開幕を迎えることもあり、韓国メディアが事前取材に殺到することも確実視されている。大谷のみならず、ベッツ、フリーマンに加え、エース左腕カーショーの残留も決定し、MVP受賞経験者が4人と、メジャーを代表するスーパースターが間近に見られる環境。野手組が合流する14日(同15日)以降、特に休日となれば、同施設内が大勢のファンと報道陣でごった返す可能性は極めて高い。

この日は、地元テレビ局の女性リポーター、地元紙のベテラン担当記者らも続々とキャンプ地入りした。近年は、大谷の動向に密着する日米のユーチューバーが姿を見せることも多く、一般のファンもSNSへの投稿目的で熱心に動画撮影するケースも増加。施設内が「追っかけ状態」で大混乱しかねない。

「臨時記者席」は、空前の「大谷フィーバー」への対策の一端。今オフ、移籍決定直前まで世界中に怪情報が飛び交うほどだった大谷への注目度は、キャンプ初日の9日(同10日)、背番号「17」の新ユニホーム姿でグラウンドに足を踏み入れた後、さらにヒートアップするに違いない。

◆メジャー各球団の過去のメディア対策 95年、野茂がド軍入りした際や、99年に当時オリックスのイチローらがマリナーズのキャンプに参加した際などには、バイリンガルの日本人スタッフが常時スタンバイし、対応した。07年、松坂大輔がレッドソックスへ移籍した当時、キャンプ初日には200人以上の報道陣が施設前に集結。あまりの過熱ぶりに、その後、レ軍は本拠地フェンウェイパークの記者席を大幅に拡張。その後、ダイニングルーム、ワーキングスペースなどを改修した。