開幕投手4回目のダルビッシュ「すごく特別なこと」OP戦最終登板は4回1失点と順調な仕上がり

マリナーズ戦に先発し、3回の投球を終え笑顔を見せるパドレス・ダルビッシュ(撮影・菅敏)

<オープン戦;マリナーズ3-13パドレス>◇11日(日本時間12日)◇米アリゾナ州ピオリア

韓国で行われる開幕戦での先発登板が決まったパドレスのダルビッシュ有投手(37)は、4回3安打1失点1四球1奪三振の内容だった。

立ち上がりの初回は、3者凡退と好スタートを切った。続く2回、不運な安打などで1点を失ったが、3回、4回は3者凡退と危なげない投球だった。登板後は「体はあまりいい状態じゃなかった」と話した一方で、「いろいろ投げながら修正して、シーズンのような感じでアジャストできたかなと思います」と振り返った。

球数は58球。最速は95マイル(約153キロ)。

ダルビッシュにとっては、メジャーで4回目の開幕投手。「第1戦を任されるというのは、特に韓国開催というところですごく特別なこと。しっかり感謝しながら調整して投げたいと思います」と、率直な抱負を語った。

ドジャース山本は2戦目での登板が決定。直接対決とお預けとなったが、「開幕戦で投げ合えたらよかったんですけど、シーズンでは絶対投げ合うことになると思うので、その時まで楽しみにしておきたいと思います」と話した。

【動画】ダルビッシュ4回1失点 韓国開幕戦へ順調な仕上がり