ダルビッシュ有、ドジャース大谷翔平と初対決「勉強して、あまり私情は入れずに」 開幕前日会見

会見で開幕戦への抱負を話すパドレス・ダルビッシュ(撮影・菅敏)

【ソウル(韓国)18日=斎藤直樹】大谷君、ガチンコ勝負だ。米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手(37)が18日、ドジャースとの開幕戦(20日)を前に会場となる韓国・ソウルの高尺スカイドームで記者会見に臨んだ。4度目の開幕投手は、日本ハムで背番号11を継承したドジャース大谷翔平投手(29)との初対決となる。公私ともにつながりはあるが、試合となれば私情は禁物。昨季MVPを抑え込む。

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初の韓国入りに、気持ちは高ぶっている。開幕投手を託されたダルビッシュは「すごく好きな国なので、韓国のファンの方々の前で投げられるのが、すごくうれしい。相手がドジャースなので、それもすごくうれしく思う」。11年連続プレーオフ進出中のド軍は、17年に自身も所属し、ナ・リーグ制覇に貢献した。古巣の強さは身に染みている。

日本ハム時代の背番号11を継承した大谷は、かわいい後輩だ。大谷の日本ハム在籍時には一緒に自主トレを行い、昨年のWBC日本代表ではチームメートとなった。それでも、今季からは同地区のライバル。「今まで一緒にトレーニングしたりとかありましたが、今回は敵として戦うので、勉強して、あまり私情は入れずに、1人の打者として対戦したいと思います」と真っ向勝負で抑え込む。苦手なコースや球種などデータを研究し尽くす。

初の韓国で、気持ちが明るくなる出来事もあった。深夜に到着した15日には、自身のファンが経営するソウル市内のカフェを訪問。「10年以上応援してもらっている方で、テキサスにもアリゾナにも来てくれたりして、元々交流があった」。アイスカフェラテを堪能し「すごく明るい、自分にはないものを持っているご夫婦なので、その方々に会えてすごく良かったです」。チームから離れて、リラックスタイムを過ごした。

大谷、山本由伸、グラスノーらを加えたド軍の補強が目立つが、パ軍も渡韓直前にホワイトソックスのエース右腕シースを緊急補強した。「スプリングトレーニングから、いろんなミーティングを重ねてきて、チームとしても1つになって、1つ1つの試合にしっかり勝っていくんだという気持ちを感じている。たくさん勝てるシーズンになればいいなと思います」。初戦で強敵をたたいて、チームを勢いづける。