大谷翔平、本拠地開幕戦でマルチ安打「体調の管理含めてちょっと難しいところはあった」/一問一答

ドジャース対カージナルス 5回裏ドジャース1死、右前打を放ち、ポーズをとる大谷(撮影・菅敏)

<ドジャース7-1カージナルス>◇28日(日本時間29日)◇ドジャースタジアム

ドジャース大谷翔平投手(29)が、本拠地開幕戦で3打数2安打1四球とマルチ安打を放った。試合前のセレモニーでは、センター後方から続く長い「ブルーカーペット」の上でドジャースファンから大歓声を浴びた。韓国での開幕戦以降は“水原騒動”などの影響か、オープン戦3試合で打率は9分1厘と快音は響かなかったが、シーズン再開と共に期待通りの結果で周囲の心配を吹き飛ばした。

【大谷の一問一答は以下の通り】

-ドジャースタジアム初体験

ファンの人も多く入ってもらって、敵の時は怖いですけど、味方の時はとても心強く、素晴らしい声援をいただいてありがたかったなと思います。

-BIG3(ベッツ、大谷、フリーマン)に注目だった。

僕だけホームランは打てなかったですけど、比較的いい打席だったんじゃないかなと思うので、いいゲームだったなと思います。

-選手紹介のブルーカーペット歩いてる時はどんな思い

ちょっと長いなと思いましたけど(笑い)。ああいう演出もまたかっこよくてよかったんじゃないかな。

-1回の走塁は三塁コーチのディーノのサインが見えなかった

ちょっと僕の方が早めに(二塁ベースを)ターンしてたので、その分ディーノがジャッジをした時に僕が止まる、僕が合わせないといけない、ムーキーの方に合わせないといけなかったんで。そこはまた確認して、キャンプ中にそのシチュエーションがなかったので、まず今日確認して、また次修正したいなと思ってます。

-今日のパフォーマンスには満足している

比較的、基本的にはいい打席が多かったんじゃないかなと思うので、良ければね、最後の打席もちょっとついでは良いシチュエーションでフレディー(フリーマン)に回せたらよかったんじゃないかなと思います。

-満員のドジャースタジアムでどんな気持ちで試合に入って、結果として自分のイメージしてる開幕戦を迎えられた

興奮はしてましたし、1打席目からヒットが出たので、ちょっと安心ではないですけど、スタートとしてはよかったんじゃないかなと思います。

-2安打で打席の手応え

ヒットが出てるのもそうですし、振る振らないの判断含めて、比較的クオリティーの高い打席だったんじゃないかなと思うので、またそれを継続するのが難しいですし。明日に向けてまた対策したいなと。

-ベンチで他の選手とコミュニケーションとってるシーンが。今までより英語でコミュニケーション取ることも多かった

自分の打席の感覚とか、なんだろうな、何かをこう、打席のなんでしょうね、そのピッチャーのボールであったりとか、どういう変化なんだっていうのは比較的エンゼルスの時はやってたので、そこに関しては特に問題はないかなと思いますし。初めての、なんでしょう、僕がどう見えてるかの感覚を初めてのチームの選手たちは知らないですし。なので、僕がどういう風な感覚で見えてるかっていうのを共有するのは大事かなと思います。

-韓国から戻ってきて3試合あった。ドジャースタジアムで初試合で1本出たのは気持ち的に

体調の管理含めてちょっと難しいところはあったので、こっち来てからの3試合、正直感覚的には良くなかったし、見え方的にそこまで良くはなかったので、その中で今日いい感覚を1試合目から出したっていうのは良かったんじゃないかなと思います。

-昨日休み。過ごし方や今日に向けての調整は

まずは時差ボケ。まだ100ではないので、睡眠の管理ですよね。夜寝れるようにしながら、なおかつリカバリーをしっかりやっぱとんないといけないので、ここか、あと2、3日の過ごし方がやっぱ大事なんじゃないかなと思います。昨日は3時間昼寝して、夜も寝ました。

【実際の動画】大谷翔平、快足飛ばしすぎて…まさかの走塁ミス