ドジャース山本由伸初勝利のキーポイントは縦割れのカーブ 初回無死満塁のピンチもカーブで脱出

カブス対ドジャース 1回裏カブス2死満塁、ピンチの場面で打者ブッシュを見逃しの三振に仕留め、雄叫びを上げる山本(撮影・菅敏)

<カブス-ドジャース>◇6日(日本時間7日)◇リグリーフィールド

ドジャース山本由伸投手(25)がメジャー初勝利を挙げた。初回から2イニング連続で満塁のピンチを迎えるも、要所で三振を量産。ホームを踏ませなかった。3回以降は危なげないピッチングで走者を出さず。5回を80球、3安打2四球8奪三振無失点の好投だった。

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◆山本初勝利のキーポイント 立ち上がりの初回、無死満塁のピンチを背負った山本を救ったのは、縦割れのカーブだった。速球に強い4番モレルに対しては、カーブを3球続けて空振り三振。5番スワンソンには初球カーブで入り、フルカウントから最後は156キロの速球で見逃し三振に仕留めると、6番ブッシュはカーブで見逃し三振。日頃はクールな山本が雄たけびを挙げて、ダッグアウトへ向かった。

2回までの5奪三振中4つはカーブが最終球。「序盤、スプリットが決まってなかったので、カーブでカバーしながら立て直せたかと思います」。全80球中、フォーシーム34球(43%)に対し、カーブは28球(35%)。スプリットが不調で16球(20%)にとどまったこともあり、速球とカーブを軸球に、高低の目線を変えるオーソドックスな配球で決定打を封じた。すべての球種をカウント球、決め球にできる山本のクオリティーの高さでピンチをしのぎ、初勝利につなげた。