ダルビッシュ有、大谷翔平を完璧に抑えるも今季初勝利ならず 5回4安打3失点で降板

ドジャース対パドレス 5回裏ドジャース1死、大谷を空振りに三振に仕留めるダルビッシュ(撮影・菅敏)

<ドジャース-パドレス>◇14日(日本時間15日)◇ドジャースタジアム

パドレス・ダルビッシュ有(37)は今季5度目の先発も、5回3失点で勝敗は付かず。今季初勝利はならなかった。

序盤3回までは無難な投球を見せた。1回に2死一、二塁のピンチをしのぐと、その後2イニングは3者凡退に仕留めていた。

だが1点リードの4回、長打に沈んだ。先頭のフリーマンに二塁打を浴びると、続く4番のスミスに中前適時打を許し同点。さらに無死一塁からマンシーに内角高めの直球を右翼席へ運ばれ、勝ち越しを許した。

試合前には雨が降り、試合開始が遅延。グラウンドにはシートが敷かれていたが、マウンド上で足元を気にするしぐさを見せていた。

大谷との対戦は3打数ノーヒット2三振に封じた。内角低めに沈むスイーパーやスプリット、カットボールなど多彩な球種を効果的に投げ込み、空振りを奪うシーンが多く見られた。

ダルビッシュは5回を92球、4安打3失点2四球で降板。今季はこれで5試合に登板し、勝ち星はなし。防御率は4・37。

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