山本由伸6回無失点7Kで2勝目「気付いたら球が目の前」169キロ投手ライナー好捕、敵地拍手

ナショナルズ対ドジャース 5回裏ナショナルズ無死、ロサリオの投直を好捕する山本(撮影・菅敏)

<ナショナルズ1-2ドジャース>◇25日(日本時間26日)◇ナショナルズパーク

ドジャース山本由伸投手(25)が、6回4安打無失点1四球7奪三振と好投し、6日以来、3試合ぶりとなる2勝目(1敗)を挙げた。

課題とされた立ち上がりの初回は、3者凡退で順調なスタートを切った。1点を先制した後の2回は、2死から四球を与えたものの、無失点で切り抜けた。

3回は1死から、4回は無死から二塁打を許しながらも、冷静に後続を打ち取り、無失点に封じた。

5回無死からは、7番ロザリオの時速104・8マイル(約168・7キロ)の投手ライナーを好捕。敵地スタンドから拍手を受けた。

6回2死から連打で走者を背負ったものの、無失点でしのぎ、1-0とリードを保って救援陣にバトンを渡した。

球数は97球、防御率は3・54。

ドジャースは8回、フリーマンの適時二塁打で1点を追加。救援陣が1点差で逃げ切り、敵地でスイープ(同一カード3連勝)し、4連勝を飾った。

試合後は「ここまでの中では、1番自分らしいピッチングだったかなと思います」と振り返った。

また、投手ライナーを好捕したプレーについては、「気付いたらボールがもう目の前にあったので、たまたま反応できました」と笑顔で話した。

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