鈴木誠也メジャー初満弾「スティールに申し訳ない」直前に満塁で落球…走者全員生還したミス挽回

<カブス7-5レッズ>◇1日(日本時間2日)◇リグリーフィールド

カブス鈴木誠也外野手(29)が、メジャー3年目で初の満塁本塁打を放った。本拠地でのレッズ戦に「2番右翼」で出場し、4点を追う2回2死満塁の第2打席。剛腕グリーンに対し、フルカウントからの98・3マイル(約158キロ)の内角直球を捉え、左翼上段に運ぶ6号同点グランドスラム。ファンが熱狂する中でベースを1周し、チームメートから盛大な祝福を受けた。「とにかくチームが勝てるように、なんとかという思いでやっていただけ」と流れを呼び込んだ。

ミスを取り返した。直前の2回表、2死満塁の守備では簡単なフライを痛恨の落球。走者全員をホームに返した。「(先発の)スティールに申し訳ない」。険しい表情だったが、挽回するチャンスを逃さなかった。直後の攻撃で5月30日のブルワーズ戦以来2試合ぶり、メジャー通算40本目となる一発で試合を振り出しに戻した。

チームは8回に2点を勝ち越し、連敗を3で止めた。降雨で試合が3時間以上遅れるなど難しい状況でも、鈴木は第1打席に今季初の三塁打を放つなど4打数2安打4打点と大暴れ。9試合連続安打で逆転勝利に貢献し「これからも厳しい戦いが続くと思うが、みんなと勝ち取っていきたい」と前を向いた。