大谷翔平「デコピンスパイク」も5の0 バットに漢字で「改善」「世界一」

カージナルス対ドジャース プレーヤーズ・ウイークエンドで使用したドジャース大谷のスパイク(撮影・横山健太)

<カージナルス6-7ドジャース>◇16日(日本時間17日)◇ブッシュスタジアム

ドジャース大谷翔平投手(30)は16日(日本時間17日)、敵地カージナルス戦に「1番DH」で出場し、5打数無安打に終わった。

「プレーヤーズ・ウイークエンド」用に準備した、漢字で「改善」「世界一」と記されたバットを使用したが、カージナルス先発マイコラス(元巨人)の前に3打数無安打でその後2打席も音なし。愛犬デコピンのイラスト入り特別スパイクも着用したが、出塁機会がなく「愛犬パワー」を生かした快足も発揮できずじまいだった。

それでも、ドジャースは総合力で寄り切った。2点差を追い付いた6回、8番キーアマイヤーの3ランで勝ち越しに成功。一気に流れを引き寄せた。7月下旬に移籍し、今季限りでの引退を表明している守備の名手は、やや口調を強めて言った。「自分のベストをドジャースにささげたい。この地区1位のチームに来て戦っているが、彼らは毎日、確かに燃えているよ」。

投げては、マイナーから緊急昇格した左腕ロブレスキがメジャー初勝利。途中加入組の救援右腕コペックが移籍後初セーブを挙げるなど、脇役たちが連敗脱出の立役者となった。試合後のロバーツ監督は、納得するかのようにうなずきながら言った。「大きな勝利だった。全員が貢献してくれた」。たとえ大谷不発でも、どんな形でも、白星を積み重ねない限り、地区優勝のみならず、山の頂は見えてこない。(セントルイス=四竈衛)