MLB史上初の珍現象、1試合に両チームの所属選手としてプレー「すてきな体験を楽しむことが」

<レッドソックス1-4ブルージェイズ>◇26日(日本時間27日)◇ダブルヘッダー第1試合◇フェンウェイパーク

ボストンで行われた「レッドソックス-ブルージェイズ」戦で、史上初の珍事が起こった。6月26日に悪天候のため、サスペンデッドとなった試合が26日(日本時間27日)、ダブルヘッダーの第1試合として、両軍無得点の2回表1死一塁、カウント0-1の状況から再開された。その結果、レ軍ダニー・ジャンセン捕手(29)が、1試合に両軍の所属選手としてプレーする、史上初めての現象が起こった。

6月26日の一戦に、ジャンセンはブルージェイズの一員として「7番捕手」でスタメンに名前を連ねた。2回には打席に立ち、初球をファウルした直後、降雨が激しくなったため、試合が中断。そのまま、サスペンデッドとなった。

ジャンセンはトレード期限が迫る7月27日、レ軍にトレードで移籍した。この日は、レ軍の捕手として、2回表の再開時から「途中出場」。2カ月後に自らの代打として打席へ向かう旧同僚バーショーを、ホームベース前で出迎えた。公式記録に両軍に所属した選手として名前が残ることについて「すてきな体験を楽しむことができた。ユニークな機会を与えてもらったことに感謝したい。試合が始まると、いつも通りに集中できた」と振り返った。

ちなみに、この試合は6月26日の一戦とみなされ、試合後のレ軍の成績は43勝38敗(第2試合後は67勝64敗)、4打数1安打の吉田の打率は2割4分(同2割9分2厘)、本塁打を放ったデュランは8号(同19号)。全成績が日付をさかのぼって加算されるため、その間の成績が修正されるなど、何とも厄介な一戦となった。