ナオト・インティライミが大谷翔平48号試合で君が代斉唱「いいジンクスがギリギリ作れたかな」

マーリンズ対ドジャース戦で君が代を斉唱するナオト・インティライミ(撮影・菅敏)

<マーリンズ11-9ドジャース>◇16日(日本時間17日)◇ローンデポパーク

ドジャース大谷翔平投手(30)が「1番DH」で出場し、第2打席で豪快な48号2ランを放った。この日は5打数1安打2打点。チームは乱打戦に敗れた。

「ジャパニーズ・ヘリテージナイト」として開催された一戦で、試合前には歌手のナオト・インティライミが国歌斉唱で君が代を歌った。現在は日本とマイアミを拠点にしており、「大谷翔平がマイアミの地に来てくれたんだという、どこかでウエルカム感もありつつ。こういった大事な試合で、マイアミ日本代表として、こういう機会を頂けたのは本当にうれしいし、光栄に思います」とすがすがしい表情で振り返った。

ナオト・インティライミは23年1月に世界への挑戦を表明。2拠点で活動を続けている。「マイアミってアメリカの都市ではありますけど、ラテン諸国の首都とも呼ばれているんですよね。だから、スーパーでもレストランでもほとんどスペイン語ですし、ラテンマーケットの中でヒット曲を出せば、グローバルなアーティストにつながっていくという夢を持って、全財産握りしめて、一世一代のチャレンジ、挑戦で今来ているんですけど、ここでは日本のキャリアは通用しないですし、本当に今、一から、バーやレストランやクラブで、『歌わせてくれ』って言って、飛び込みで行って、後で歌わせてあげると言われて結局、今日歌えないって。家に帰る日もあれば、今いいぞって言われて来たら(深夜の)3時半、もうお客さん3、4人みたいなところで歌って。そういう地上戦というか、地に足着けて戦っている」と現状を明かした。

覚悟を決め、挑戦を続ける中で、国歌斉唱の大役を全うした。「こういった華々しい、マイアミにおけるナオト・インティライミの、すごく有り難い、貴重な機会でした」と感謝を込めながら「大谷選手がね、ナオトが君が代歌って、ホームランなかったら、もう僕呼ばれないので(笑い)。ほっとしてますね。1本出たって。ナオトが君が代歌ったら、大谷が1本打つって、1個いいジンクスが、ギリギリ作れたかな」と笑った。

新しいことへのチャレンジに関しては、大谷とも類似点がある。「彼はもう、世界のトップという偉業を成しているので、まだまだそのステージには追いついていないですけど、志というものは、ものすごい強い野心はありますし。今日もいい刺激を頂いて、ここから、さぁやってやるぞ、音楽の日本代表やるぞ」と、さらなる意欲を燃やした。