<ドジャース3-6ロッキーズ>◇21日(日本時間22日)◇ドジャースタジアム
【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)21日(日本時間22日)=斎藤直樹】ドジャース大谷翔平投手(30)が今季53個目の盗塁に成功し、52本塁打と合わせて「52-53」とした。ロッキーズ戦に「1番DH」で出場。3点を追う9回1死一塁で二盗に成功した。これで30連続盗塁成功で成功率は驚異の9割3分に。今季126得点で、日本人選手のシーズン最多得点にも、あと1つに迫った。チームは3-6で敗れ、2位パドレスとのゲーム差は3。優勝マジックが消滅した。
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大谷のユニホームは、泥だらけになった。3点を追う9回、先頭打者として左中間にライナーを飛ばした。左翼手が突っ込んだが球をそらし、回り込んだ中堅手が捕球した。大谷はすかさず二塁を狙うが、さすがに中前打では間に合わない。急いで一塁に戻る際にヘッドスライディング。貪欲に先の塁を求め、チームに活気をもたらした。
1死後、3番フリーマンの初球に二盗に成功。3点を追う9回。絶対にアウトになってはいけない場面だ。それでも、走った。1点にこだわる必要がない投手ハルバーセンは、クイックモーションをせずに足を上げた。データから相手の次の動きを読み、30連続盗塁成功。30盗塁以上が7人いるナ・リーグで、成功率9割3分は1位だ。
この日は大谷Tシャツが先着4万人に配布され、試合の5時間前には行列ができるなど5万2267人が詰めかけていた。チームは敗れたが、大谷自身は53個目の盗塁だけでなく、3回にメジャートップの今季126得点目のホームを踏んで、01年にイチロー(マリナーズ)が記録した日本人選手のシーズン最多得点に、あと1つに迫った。
2位パドレスが勝利したため、首位ドジャースのマジックは消滅した。ロバーツ監督は「(パ軍を)気にしている。3ゲーム差だし、直接対決でも負け越している。ただ、今は明日の試合で勝ってカードを勝ち越すことに集中している」。24日からのパ軍との直接対決3連戦を前に、先発山本での必勝を誓った。