アスレチックスがオークランドでの最終戦に勝利 超満員4万6889人 名残惜しみファンは涙

<アスレチックス3-2レンジャーズ>◇26日(日本時間27日)◇オークランドコロシアム

来季から移転が決まっているアスレチックスが、本拠地オークランドコロシアムでの最終戦を勝利で飾った。守護神メーソン・ミラー(26)が1点リードの9回にマウンドに上がると、4万6889人の超満員の観客が総立ちとなった。2死走者なしで最後の打者ジャンコウスキーに対し、1ボール2ストライクから投げたフォーシームは103・8マイル(約167キロ)で、自身最速。さらにMLB公式データ「スタットキャスト」が導入された2015年以降では同球場最速でもあった。

この1球がファウルとなった後、次の103・5マイル(約166・5キロ)で三ゴロに打ち取り勝利。「ここでの最終戦でセーブを挙げたことは、僕の野球人生で最高にクールな経験になった」と振り返った。

試合中には守備についている選手が涙をこらえるような場面もあった。ファンは試合終了から1時間以上も球場に残って名残を惜しみ、涙に暮れ、球場職員に頼んでグラウンドの土をもらうファンもいた。

アスレチックスは28年からラスベガスに移転することが決まっており、オークランドコロシアムの使用契約は今季で終了。ラスベガス移転までの少なくとも3年間はサクラメントにある3Aのマイナーリーグの球場でプレーすることになっている。内陸にあるため夏は猛暑、設備もメジャーレベルかどうかには疑問のある球場での間借りを強いられることになり、あまりに強引過ぎる移転に球団オーナーや大リーグ機構には怒りの声が上がり続けている。