山本由伸、07年松坂大輔以来の日本人WS勝利投手「試行錯誤しながら」/一問一答

ドジャース対ヤンキース 試合後、会見で記者の質問に答えるドジャース山本(撮影・菅敏)

<ワールドシリーズ:ドジャース4-2ヤンキース>◇第2戦◇26日(日本時間27日)◇ドジャースタジアム

ドジャース山本由伸投手(26)が、ヤンキース打線を7回途中1安打1失点に抑え、ワールドシリーズ(WS)初先発で初勝利をマークした。

2回、ヤンキース・ソトの先制ソロを被弾も、許した安打はこの1本のみ。今季58本塁打の主砲ジャッジを3打数無安打2三振に封じ、ヤンキース打線を手玉にとった。日本人によるWSでの勝利投手は、07年のレッドソックス松坂大輔以来となった。

【山本の会見での一問一答は以下の通り】

-好投の要因は

高さだったりコースだったり、そういった細かいところまでしっかり意識して投球できました。

-投球全体で何が一番良かったか

途中ホームランで追いつかれてしまったのですが、その後、追加点を取ってもらって、そのリードを守り切れたことが良かったかなと思います。

-7回まで投げたのは6月7日(同8日)のヤンキース戦以来。長いイニングを投げられた要因は

しっかりストライクゾーンで勝負できてたと思います。1人1人をしっかり抑えていけたので、それが長いイニングを投げることにつながったかなと思います。

【動画】山本由伸吠えた! ジャッジから三振を奪い感情爆発>>

-負傷者リスト(IL)から復帰して以降、一番状態が良い

ILに入る前と同じぐらいの状態には戻せましたし、またそこから試合で投げていけたので、よりいい状態になってるかもしれないですね。

-WSのマウンドに立った時はどう感じた

すごくうれしさもありましたし、とはいえ試合が始まるに向けて、すごく集中してました。

-ピッチングフォームでタイミングを変えたり、並進運動の部分を工夫しているように見えた

途中フォアボールを出したり、初回からいい感覚では入れたんですけど。途中で少しストライクが入らなくなったり、そういうのがあるので。毎イニング毎イニング、しっかりイニング間に冷静に調整して。またマウンドに上がって、いろいろ試行錯誤しながら1人1人なんとか抑えられたかなと思います。

-元々用意していたオプションか

たまに使ってるといいますか、これまでも調子がいい時に使ったりしていました。

-降板時にロバーツ監督がベンチから出てきた時の心境と、ファンの声援は

監督がマウンドに来た時は交代だなと思ったので。少しほっとしたじゃないですけど、なんて言うんだろう…。集中してる状態から少し…なんて言うんだろうな。リラックスと言いますか。そういった気持ちになりましたし、ベンチに帰るときの声援はすごくうれしく思いました。

【動画】山本由伸吠えた! ジャッジから三振を奪い感情爆発>>

-ソトに本塁打を打たれた

インコースに投げたストレートだったんですけど、うまいこと打たれてしまったので。バッターがすごかったなと思いますし、まだ同点だったので、とにかく切り替えて次のバッターに向かえたのが良かったかなと思います。

-データと自分の感覚はどうバランスをとった

もちろんデータだけが100%ではないので。試合の中で自分のいいボールと、その日によってキャッチャーのウィル(スミス)と相談しながら、コーチと相談しながら、データも使いながら、いいコミュニケーションを取りながら、今日は投げられたので、いい投球になったかなと思います。

-データ一辺倒ではないということか

もちろん。

-ジャッジに打たせると乗せてしまう。どう抑えた

やっぱり本当にパワーがありますし、打線の中でも特にいいバッターの1人なので。すごく注意して投げましたし、厳しいところを狙って投げていきました。

【動画】山本由伸吠えた! ジャッジから三振を奪い感情爆発>>