大谷翔平と再会した恩師ネビン氏、伝説の二刀流回想「みんな彼に休ませろと言ったが…」

ドジャース対ホワイトソックス 試合前練習を終えたドジャース大谷はネビン氏と笑顔で握手を交わす(撮影・垰建太)

<ドジャース-ホワイトソックス>◇2日(日本時間3日)◇ドジャースタジアム

ドジャース大谷翔平投手(30)が、22年シーズン途中から23年までエンゼルスで監督を務めたフィル・ネビン氏(54)と再会した。

試合前にキャッチボールを終え、しばらく談笑。投打の二刀流でプレーしていたエンゼルス時代の恩師と旧交を温めた。

ホワイトソックスで選手育成特別補佐を務めているネビン氏はその後、メディアの取材に応じ、エ軍時代に最も印象に残っている大谷のパフォーマンスについて明かした。「デトロイトで完封勝利を挙げた日を覚えているだろう? 彼は、ダブルヘッダーの2試合目で2本ホームランを打った。あの日のことは、エンゼルスにいた人たちや、ショウヘイを見てきた人なら、絶対に忘れない」。23年7月27日のタイガース戦、二刀流として伝説の日とされる一戦だったと即答した。

驚いたことは、さらにあった。「その後(カナダの)トロントに行って、みんな彼に休ませろと言ったが、初打席で本塁打を打った。あの24時間は、僕がこれまで見てきた中で、1人の選手がやってのけたプレーとして最も素晴らしかった」。大谷は敵地デトロイトのダブルヘッダーで足にけいれんを起こし、途中交代していた。その後、ブルージェイズ戦のためトロントへ移動。休養させるべきとの声が上がる中、「2番DH」で出場し、第1打席の初球で本塁打を放った。

語り継がれる伝説の二刀流を目の当たりにしてきたネビン氏は、ワールドシリーズ制覇や前人未到の「50-50(50本塁打&50盗塁)」達成について「彼がフィールド上でやることに驚きはないよ。でも当たり前だとも思わない。彼は野球界にとって、ここだけじゃなく世界中にとってどれだけ大きな存在なのか、私は理解している」と、最大級のリスペクトを示した。

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