<タイガース2-6ブルージェイズ>◇25日(日本時間26日)◇コメリカパーク
ブルージェイズのエリク・ラウアー投手(30)が、この日までに応じたインタビューで、報道陣も絶句するジョークを放った。
報道陣の前に登場した左腕は、下唇が紫色に変色。傷について問われたラウアーは、ため息をつきながら「シャーザーが先発する日に彼の邪魔をしてはいけないのは知られている。特にヘッドホンを付けている時はね。でも僕はルールを破ってしまった。彼にすこし話しかけたけど早すぎたみたい。彼は気分を悪くして、6針を縫う結果になったんだ」と神妙な面持ちで話した。
マックス・シャーザー投手(40)は、メジャーを代表するレジェンド右腕。3度のサイ・ヤング賞や4度の最多奪三振など、数々の賞を受賞している。集中力が高く繊細な性格で、21年のドジャースでの初登板では、7回2失点10奪三振と好投したシャーザーの臀部(でんぶ)を、デーブ・ロバーツ監督(53)が軽くたたいてねぎらった。だが、シャーザーはこれにはっきりと不快感を示し、以降はロバーツ監督やチームメートも、登板時にはむやみに近づかなくなったことは語り草になっている。
ラウアーの沈痛な表情や、シャーザーの名が登場するなどリアルなエピソード。ラウアーのコメントに報道陣は凍り付いた。米メディア「Jomboy Media」などで映像が公開されると、コメント欄も大荒れ。それでも「MLB.com」のキーガン・マシソン氏は、自身のXで「ラウアーが唇の傷について聞かれ、でっち上げた話は以下の通りだ…」とラウアーのコメントを紹介。唇の傷の真相は不明だが、シャーザーからの「鉄拳」はジョークのようだった。
ラウアーは今季16試合に登板して6勝2敗、防御率2・61。シャーザーは6試合に登板して1勝0敗、防御率5・14。