大谷翔平3年連続40号「かなりいい感じ」昨年より12試合早い到達も「大事な試合増える」正念場へ

ドジャース対ブルージェイズ 5回裏ドジャース1死、40号ソロ本塁打を放ちダイヤモンドをまわる大谷(撮影・垰建太)

<ドジャース9-1ブルージェイズ>◇9日(日本時間10日)◇ドジャースタジアム

【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)9日(日本時間10日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(31)が、3年連続40号の大台に到達した。ブルージェイズ戦に「1番DH」で出場し、4打数2安打。2点リードの5回の第3打席、中越えのソロ本塁打をマークした。貴重な追加点を挙げ、チームの2連勝に貢献。8月に入って打率の急上昇とともに、状態が一気に上がってきた。次の週末から2週連続で2位パドレスとの3連戦。首位攻防戦へ弾みをつけた。

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大谷の打球はバックスクリーンへ、真っすぐに飛んでいった。5回1死、カウント3-1から右腕バジットのツーシームをジャストミート。確信歩きどころか、ピタッと止まって特大アーチを見上げた。試合後、地元ラジオ局のインタビューで「センターに飛んだ打球はよく見えるので、かなりいい感じで打てて、いい眺めだったなと思います」とコメント。手応え十分の1発だった。

自己最多の54本塁打をマークした昨年より、12試合早い40号到達となった。それを、二刀流を続けながらやってのけることに価値がある。前回6日の登板後「全体的なボリュームはもう決めていかないといけない。振れる回数というか、時間も限られてますし」と言った。体のリカバリーも含め、打者調整にかけられる時間は必然的に減ってくる。安定感を生み出せるのは、緻密なルーティンの反復作業とズレを修正する繊細な感覚があってこそ。その結果、3年連続で大台に達した。

8月は8試合で打率4割5分2厘と、7月の2割4厘からV字回復を遂げている。課題を発見すれば、すぐに対処する。ロバーツ監督は大谷の打撃を「ボールを呼び込んで、崩されることなくスイングした」と分析。引っ張ればゴロになりやすい外角球をセンター方向へ、理想的なアーチを描いた。

もっとも、大谷は正念場を迎える今後を見据えている。試合後のインタビューで言った。「まず継続していくことが大事ですし、ここからもっともっと大事な試合が増えていくと思うので、全員で頑張りたい」。次の週末から、2週連続で2位パドレスとの直接対決を迎える。4戦連続安打で2打点を挙げた2番ベッツは完全復調に近づいている。大谷に引っ張られるように、ド軍打線がヤマ場を前に本領を発揮し始めた。

○…岩手・奥州市と昨年10月から友好都市関係を結んでいる米トーランス市で、日米親善試合の開会セレモニーが行われた。フィールドではドジャース大谷の父・徹さん(63)率いる金ケ崎リトルシニアと地元の高校生で構成されたチームが紹介され、集まった観客から拍手と歓声で迎えられた。既に前日に2試合を戦い、3日間で6試合が組まれている親善試合。また、この日は9歳~11歳を対象に野球教室も行われた。

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