<パドレス2-1ドジャース>◇22日(日本時間23日)◇ペトコパーク
パドレスのダルビッシュ有投手(39)が、6回1安打1失点5奪三振と好投し、今季3勝目(3敗)を挙げた。この日の勝利で、日米通算206勝(日本93勝、米国113勝)をマークした。前回登板のドジャース戦では初回にフリーマンに3ラン、パヘスにソロを浴び、4回4失点で降板したが、リベンジに成功した。
前回の直接対決では、痛恨の3連敗でドジャースに首位を奪取されたが、今カードは先手を取り、同率首位に並んだ。試合後のダルビッシュの主な一問一答は以下の通り。
◇ ◇ ◇
-今日は素晴らしい内容だったと思いますが、満足できる投球だったか
そうですね。結果的にも内容も良かったと思います。
-初回から球種を出し惜しみすることなく使いながら、6回1失点と好投し、ダルビッシュ投手らしい投球のように見えた
前回、結構真っすぐを使ってたので、向こうも変化球が多くなるっていうのはわかってたと思うんですけど、でも、やっぱり僕いつもドジャース戦はいろいろ違うことをするので、たぶん向こうも確定的ではないっていうところで、いろいろミックスしたのは良かったですね。
-球種の変化だけでなく、1球1球のタイミングを変えたり
まだ、去年の最後の方ほど、タイミングを崩すようなレパートリーはまだ使えてないんですけど、でも、少しずつそういうのもできてきてるので、いい傾向だと思います。
-1点を争う展開の中で大谷との3打席はタフだったのでは
先週も日曜日に対戦してますし、ただでさえ、3打席目は難しいですから。やっぱりちょっと考えながら、フォアボールでもいいっていうような配球を。あそこはちょっと申し訳ないですけど、大谷くんには。でも、そうしました。
-今日の投球でポイントと思える場面は
最後の6回じゃないですか。1アウト一塁で大谷くんが盗塁するのかどうかっていうところで、ベッツですか、その後、スミス、フリーマンですから。あそこで2球でゲッツーを取れたのは本当に一番大きかったです。
-この一戦のチームの雰囲気は
どうかわからないですけど、ホッとはしてるんじゃないですか、みんな。前回のカード(ジャイアンツ戦)勝ち越してるので、その中で前回(ドジャースには)3連敗してますから、ちょっと不安もある中で初戦を勝てたっていうのは、みんなホッとしてると思います。
-前回は39歳初登板で調子に乗ったっておっしゃってましたけど、2登板目で39歳ベテランらしく
もちろん調子に乗ることなく、ちゃんと1球1球、謙虚に投げられたのでよかったです。
-身近で支えてくださってる方にいいプレゼント
そうですね。妻も一番下の息子も同じ誕生日で今日も見に来てくれてるので。それでいいピッチングできなかったら、ちょっと恥ずかしいなと思ってたので。結果的にいいピッチングができて良かったです。
-今日はブルペンでカーブを丁寧に投げてるように見えたが、明確な意図を持っていたのか
いや、全くなかったですね。もう普通にブルペンではだいたい、いつも自分の投げたい球を全体的に投げるだけなので。カーブがあんまり良くなかったので、どうしようかな、どうやって調整しようかなと思って結構投げていて、結果、良くならずに試合に入ったんですけど。
-いろんな球をミックスしないといけないとおっしゃってましたけど、最初の打者から球種5つはなかなか普通じゃないと思うんですけど、ダルビッシュ投手にとっては
打者によってですね。やっぱり大谷君は目がいいですし、1回見た球は覚えてるので。そのタイミングも、1回のウオーミングアップの時もちゃんと僕が何を投げるかを見て、カーブ投げるんだったらカーブにちゃんとタイミングを合わせて振ったりとか、そういうこともしてるのは見てたので。だから、一辺倒で行くことは無理ですし、だから、そういうところはありますね。
-芯に当たれば、長打があると思いますけど、いろんなイメージを頭に入れて、迷わせておくことや選択肢をたくさん持たせることがカギになるのか
そうですね。ただ、やっぱりだいたいダメージって、どういう球で、どういうカウントでどこに打ってるかっていうのもだいたいわかってるので、それをやっぱり打ちたいと思いますし。だから、本人が打ってないところもちらつかせながら、打てる球もちらつかせながらっていうところなので、いつも大谷君は。
-前回、フリーマンに3球真っすぐという配球で、今日は逆にフリーマン選手が駆け引きで後手に回るような雰囲気もあったんですけど、その辺は
いや、特にそこは全く意識してなかったですね。いつものフリーマンに対するアプローチっていう感じで。前回は本当に最初の打席はちょっと、本当にね、あれだっただけなので。2打席目はちゃんと抑えられてましたし、そんなに嫌なイメージは持たずに入ってました。
-以前、マチャドにアドバイスしたというのは、どういうことを
ジャイアンツ戦の(先発が)ループだったんで、何を狙ってんの? って言ったら、この球を狙ってるっていうから、マイナーの試合も全部、見たんですよ。基本的にそのピッチャーの。だから、どこにどういうミスをして、どの球で、どこのコースで、どこにダメージが出てるから、こういうふうにアプローチした方がいいよって言ったら、そのまま打って、ホームランに。先発を見て、こういうことをしたいピッチャーだから、こういうダメージが出るから、こういうふうに打った方がいいんじゃないっていう感じのことを。
-そのマチャドは珍しく8回に一塁にヘッドスライディングしたが、感じることは
いや、もうやっぱり、このチームを背負ってますし、ああいう感じですけど、やっぱり本人なりに一生懸命頑張ってチームを引っ張っていて、やっぱりああいう、ヘッドスライディングを見た時もちょっと泣きそうになりましたし、もうやっぱりそういうところが、どんどん、どんどん成長してるっていうところが僕からも見えるので。
-先週、ドジャースに3連敗し、今日から本拠地で3試合だが、こういう時こそ熱くなりすぎないことは大事になってくるか
どうなんですかね。熱くなって勝つ時もあるし、熱くならずに勝てない時もあるんで、なんとも言えないですけど。今日はでも本当にいいムードで、試合前からそんなに気負うこともなく、前回のむしろLA(ロサンゼルス)の1試合目の前の方が、みんなちょっとガチっとしてる感じだったんで。今日はいいムードだったと思いますね。
-39歳になって、心境の変化などは
いや、人生ほんと早いなと思いますね。もう来年40歳なので。そこでいろいろ考えるところもありますけど。体もやっぱりいろいろ変化はしてきてますから、そういうのに対して、相手と戦うだけじゃなくて、登板間はやっぱり自分との戦いもいろいろあるので、そういうところの変化もありますけど、それも楽しみながらできてはいるので。
-今日のストレートの力強さについては
横から投げてる方がやっぱりベース板の上では強いですし、差し込めてる感じはしますけど。でも、やっぱりそればっかり投げても、自分はそれで抑えられるピッチャーじゃないので。例えばカットを見せて、ツーシームを見せて、どっちかなと思って、スライダーも来るかなっていうところに急にフォーシームを投げたりとか、そういう位置づけなので。