<レッドソックス6-4ガーディアンズ>◇1日(日本時間2日)◇フェンウエイパーク
レッドソックスのトレバー・ストーリー内野手(32)が前代未聞の本塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。
本拠地でのガーディアンズ戦に「3番遊撃」で出場。5-3の6回先頭で打席に入り、2ボールからの3球目スライダーを右翼ポール際へ放った。打球は右翼手ノエルのグラブ、右翼ポール、スタンドのファンに当たった。ストーリーは安打と思い二塁ベースまで行ったが、塁上で半信半疑な表情。審判は最初、ファウルと判定したが、レッドソックス側がチャレンジしたためビデオ判定に持ち込まれ、最初にノエルのグラブに当たったとみなされ、本塁打に変更された。
フェンウエイパークの右翼ポールは「ピスキーポール」と呼ばれる同球場の名物で、メジャーの球場で最もホームプレートから近い302フィート(約92メートル)の距離に位置する。ストーリーの本塁打は公式には飛距離306フィート(約93メートル)と記録され、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、公式データ解析システム「スタットキャスト」が導入された2015年以降で2番目に短い本塁打となった。米メディアでは「メジャー史上最も奇妙な本塁打」と評された。
ストーリーはこの23号ソロを含む3安打2打点と活躍。現地中継局のヒーローインタビューで「みんなピスキーポールを狙うけど、なかなか当たらない。初めて当てて気分がいいよ。あの当たりはこの球場でしかホームランにならない」と話した。