<オリオールズ2-1ドジャース>◇5日(日本時間6日)◇オリオールパーク
ドジャース大谷翔平投手(31)が、緊急先発で4回途中を無失点と役割を果たした。
この日は先発予定のタイラー・グラスノー投手(32)が、腰痛で先発を回避。体調不良で3日(同4日)のパイレーツ戦での先発を回避し、8日(同9日)のロッキーズ戦(ドジャースタジアム)で登板予定だった大谷が、緊急で先発マウンドに上がった。
大谷は3回まで三塁を踏ませない好投も、4回に二塁打と暴投で無死三塁のピンチ。大谷はギアを上げて100マイル(約161キロ)超えの速球を連発し、カウザーを100・9マイル(約162キロ)で空振り三振、リベラはこの日最速の101・5マイル(約163キロ)の直球などで追い込むと、外角へのスイーパーで空振り三振に仕留めた。
デーブ・ロバーツ監督(53)は、ここで2番手アンソニー・バンダ投手(32)を告げ、大谷は降板。3回2/3を70球、3安打1四球無失点で5奪三振の内容だった。
チームは1-1の9回に、タナー・スコット投手(31)がサヨナラ弾を浴びて4連敗を喫した。大谷はバットでは3打数ノーヒット1四球だった。
【大谷の一問一答】
-緊急登板の気持ちは
「幸いにも昨日、強めのキャッチボールをやってたので。今日起きた感じでは、体調も良かったですし。午後2時ぐらいですかね、連絡が来ましたけど、いけそうだったので、いけるよっていう返事はしました」
-体調不良は打撃と投球にどう影響すると思ったか
「今日は比較的もう治り際だったので、体調的にはピッツバーグの時よりは全然よかったですし、ピッツバーグの1試合目、2試合目ぐらいがやっぱり一番きつかったので。今日はそこまでではなかったかなと思います」
-打線の不振に改善策は
「全員がいろいろ試しながら、いろいろ工夫しながら、改善しながらやってる中で、やっぱり結果が出てないので。フラストレーションもたまりますし、もっとやりたい、もっと結果を出したいっていう気持ちが先行しすぎて、オフェンスでは空回りしている状態が続いてるのかなと思います」
-打線の中で自分がチームを背負う責任は感じるか
「そうですね、もちろん1番を打たせてもらってますし、長打もしくは出塁することっていうのがメインの仕事だと思ってるので。いかにいい状態でフレディに、ウィルは出てないですけど、フレディとウィルに回していけるかっていうのが僕とムーキーの仕事だとは思います」
-1巡目はラッシングが、2巡目は自分でサインを出していたが
「一応ミーティングはしたんですけど、あんまり深くコミュニケーションが取れないままいってしまったのかなって。そういう行き違いで、自分が投げたいボールと、ラッシングが欲しいボールがなかなかかみ合わないのが少し続いてたのかなと思ってます」
-ルーティンに影響はあったか
「こういう場合は正直、僕の体調が悪くて登板できなかった時、前回はシーハンが投げてくれて、いい仕事をしてくれたように、長いシーズンをやっていれば必ずこういうことあると思うので。あまりルーティンができないからと言って、今日ダメだなとかっていう風にはあんまり考えないようにしてるので。ルーティンはルーティンとしてやりますけど、できなかった時には、それはそれでやるしかないっていう気持ちで。マウンドに行くしかないっていう気持ちでいきました」
-直球で10球ファウルを打たせた。パワー投手の条件として、空振りよりも待っている球でファウルを打たせたいと言っていた。理想に近づいたか
「最後はちょっと力を入れて投げましたけど、今日は全体的にそこまで力を入れずにというか。ある程度、球数がそこまで、前回みたいに90球近くまでいけるっていうことは計算されてはなかったと思うので。できる限り打たせて、しっかりとアウト重ねながら長いイニングを投げたいなとは思ってたんですけど。なかなか2ストライクから相手もいいアプローチで、空振りがとれなかったりとか、投球がかさんでしまったので、4回を投げきれなかったのかなっていう感じですかね」
-前回登板を飛ばしたことは自分の中で自責の念はあったか
「ローテーションを守ってればね、なるべく体調が悪くても投げるっていうのが、ローテーションのピッチャーの条件じゃないかなと思うんですけど。やっぱり状況を見極めて、登板することでチームに迷惑がかかるのであれば、信頼して他に託すっていうのも、それもまたチームの判断と自己判断としては大事なことじゃないかなとは思うので。いける時といけない時と、しっかりとチームとコミュニケーションを取ってやっていければいいんじゃないかなと思います」
-最後は100マイルを連投したが、最後の打者だと思ってリミットを外したか
「いや、最後もう1人いきたかったですね。やっぱり4回を投げ切って後ろにつなげたかったなっていうのが一番ですけど。それよりも三振をしっかりとって、前に飛べばいろいろな形で点数が入るシチュエーションだったので、三振に取りにいく方にシフトして投げた感じです」
-月曜日ではなく今日投げたのはチーム状況も踏まえて投げたいと思ったか
「いやもう単純に、ホテルにいる時にグラスノーが投げられなくなったので投げられるかっていう確認が来て。いけるよって、単純に中継ぎの負担も減らせればいいですし、月曜日にしっかりスライドして、5回、6回をしっかり投げるっていうのもまたチームとかプラスだと思いますし。今日みたいに4回でもいいので、しっかりと中継ぎの負担を減らせるように仕事ができるっていうのは、それはそれで大事なことだと思うので。今日はチームとしてそっちの方が大事だという判断だったのかなと思います」
-スライド登板はあるが前倒しは珍しい。調整の難しさは
「なかなかあることではもちろんないですけど、長いシーズンをやってればあることではあると思うので、おのおのができない時に、みんなでカバーしていければ、長いシーズンをしっかりみんなで乗り切れるんじゃないかなと思うので、もう1カ月切ってますけど、しっかりみんな健康で戦い抜くことが大事だと思います」