<オリオールズ-ドジャース>◇6日(日本時間7日)◇オリオールパーク
ドジャース山本由伸投手(27)がノーヒットピッチングを続け、ドジャースベンチはよそよそしい空気がただよった。
この日は立ち上がりから抜群の投球を披露。3回には連続四球から無死一、二塁のピンチを招いたが、空振り三振と併殺打で難なく無失点で切り抜けた。
打線は3回に大谷翔平投手(31)の内野ゴロで1点を先制すると、5回にはムーキー・ベッツ内野手(32)の適時内野安打で追加点。山本は5回まで安打を許さず、6奪三振で12勝目の権利を手にした。
山本はその後もノーヒットピッチングを続け、7回まで95球8奪三振。大記録が着々と迫る状況で、ベンチへ引き揚げた山本には気を使い誰も近寄らない珍風景が広がった。
ノーヒットノーランを達成すれば、15年8月12日(同13日)にマリナーズ岩隈久志氏(44)が達成して以来、日本人史上3人目。日本人選手では、野茂英雄氏が96年9月17日(同18日)と、01年4月4日(同5日)に2度達成した。
捕手はウィル・スミス捕手(30)とダルトン・ラッシング捕手(24)の負傷で、3日(同4日)に昇格したばかりのベン・ロートベット捕手(27)と初コンビとなった。
今季は試合前時点で26試合に登板して11勝8敗、防御率2・82。勝ち星と防御率はチームトップで、エースとして開幕からフル回転を続けている。
ドジャースは2日(同3日)のパイレーツ戦から4連敗中で、地区優勝へのマジックナンバーも消滅した。山本は8月24日(同25日)パドレス戦で6回1失点、同31日(同9月1日)のダイヤモンドバックス戦では、7回1失点と快投(白星なし)。チームの連敗を止める「連敗ストッパー」の役割を果たした。