<オリオールズ4-3ドジャース>◇6日(日本時間7日)◇オリオールパーク
ドジャース山本由伸投手(27)が8回2/3を1失点に抑えるも、12勝目がまさかの形で消え去った。
1回は先頭のホリデーを中飛、ジャクソンはフルカウントから一ゴロに打ち取った。ヘンダーソンはフルカウントからカットボールで空振り三振に仕留め、3者凡退のスタートを切った。
2回は先頭マウントキャッスルを97・3マイル(約157キロ)で空振り三振、カウザーを左飛、リベラを投ゴロに打ち取った。
大谷翔平投手(31)の内野ゴロで1点を先制。直後の3回は、先頭ビーバーズと続くバサロに連続四球を与えた。
初のピンチも、メヨをカーブで空振り三振、ホリデーをスプリットで二ゴロ併殺打に打ち取った。
雨が降り始めた4回は、先頭ジャクソンをフルカウントから遊ゴロ、ヘンダーソンを二ゴロ、マウントキャッスルを97・6マイル(約157キロ)で空振り三振に仕留めた。
2-0とリードを広げた5回は、カウザーをスプリットで空振り三振、リベラを右飛、ビーバーズをカーブで空振り三振にとった。
6回は先頭A・ジャクソンを左直、メヨを投ゴロ、ホリデーをスプリットで空振り三振に仕留めた。
3-0の7回は、先頭J・ジャクソンをスプリットで空振り三振、ヘンダーソンを二ゴロ、マウントキャッスルを一ゴロに打ち取った。
8回は先頭カウザーを中飛、リベラを右飛、ビーバーズをスプリットで空振り三振にとった。
大記録がかかる9回は、先頭A・ジャクソンを空振り三振、メヨを中飛。大記録まであとアウト1つに迫ったが、ホリデーにカットボールを右翼席へ運ばれ降板となった。
山本の快投に、両軍のファンからスタンディングオベーションが送られた。
8回2/3をメジャー最多の112球、1安打2四球1失点で10奪三振。最速は97・7マイル(約157キロ)だった。
2番手にはブレーク・トライネン投手(37)が登板するも、1安打2四死球1失点で降板。3番手タナー・スコット投手(31)が救援したが、リベラに逆転サヨナラの適時打を浴びた。
ノーヒットノーランを達成すれば、15年8月12日(同13日)にマリナーズ岩隈久志氏(44)が達成して以来、日本人史上3人目だった。日本人選手では、野茂英雄氏が96年9月17日(同18日)と、01年4月4日(同5日)に2度達成した。
捕手はウィル・スミス捕手(30)とダルトン・ラッシング捕手(24)の負傷で、3日(同4日)に昇格したばかりのベン・ロートベット捕手(27)と初コンビとなった。
今季は27試合に登板して11勝8敗、防御率2・71。勝ち星と防御率はチームトップで、エースとして開幕からフル回転を続けている。
ドジャースは2日(同3日)のパイレーツ戦から4連敗中で、地区優勝へのマジックナンバーも消滅した。山本は8月24日(同25日)パドレス戦で6回1失点、同31日(同9月1日)のダイヤモンドバックス戦では、7回1失点と快投(白星なし)。チームの連敗を止める「連敗ストッパー」の役割を果たしていた。
▼山本が毎回奪三振。日本人投手では野茂(ドジャース)が95年6月24日ジャイアンツ戦、96年4月13日マーリンズ戦、伊良部(ヤンキース)が99年7月30日レッドソックス戦でマークして以来、26年ぶり3人目(4度目)。山本はオリックス時代に毎回奪三振が1度あり、初完投初完封した19年6月28日西武戦で記録した。