<オリオールズ4-3ドジャース>◇6日(日本時間7日)◇オリオールパーク
ドジャース山本由伸投手(27)が8回2/3を1失点に抑えるも、12勝目がまさかの形で消え去った。
この日は立ち上がりから快調なピッチング。3回には連続四球からピンチを招いたが、空振り三振と併殺打で難なく切り抜けた。
打線は3回に大谷翔平投手(31)の内野ゴロ、5回にムーキー・ベッツ内野手(32)の適時打で得点。山本は8回まで無安打2四球9奪三振のピッチングを見せた。
日本人史上3人目のノーヒットノーランを目前にした9回は、先頭A・ジャクソンを空振り三振、メヨを中飛。大記録まであとアウト1つに迫ったが、ホリデーにカットボールを右翼席へ運ばれ降板となった。
8回2/3をメジャー最多の112球、1安打2四球1失点で10奪三振。最速は97・7マイル(約157キロ)だった。
チームは2番手ブレーク・トライネン投手(37)が1安打3四死球1失点と大乱調。2死満塁から救援したタナー・スコット投手(31)が、まさかの逆転サヨナラ打を浴び、地獄の5連敗となった。
【山本の一問一答】
-今日は何が素晴らしかったか
「キャッチャー(ロートベット)とは初めてだったんですけど、試合前も試合中もしっかりコミュニケーションを取って。いいコースを狙って思い切って、腕を振って投げていけたので、その思い切りが良かったかなとは思います」
-結果的には負けてしまったが収穫は
「試合に勝ち切れなかったのはやっぱりすごく悔しいですし、チームもすごく苦しい状況ではありますけど。なんとか全員で戦っていって、残りの試合を1つでも勝っていけたらなと思います」
-ホリデーに打たれたカットボールは甘く入ったか
「いいコースにはいってましたけど、ちょうどカットボールにタイミングが合ってしまったというか、そんな感じです」
-自分でピッチコムからサインを出していたが
「ところどころと言いますか。基本はベンがリードしてという感じでした」
-最後まで投げたかったか
「ヒットが出たら交代だろうなとは思ってました」
-接戦での負けが続いてるが
「すごく悔しく思いますし、とにかく全員でやっていくしかないなと思います」
-どの辺からノーヒットノーランは意識したか
「序盤からそんなに球数を特別少なくいってたわけじゃなかったので。まさか9回のマウンドに上がれるとは思ってなかったので、とにかく1イニング1イニングに集中して投げてました」
-後半でも97、98マイル出ていたが要因は
「最近はすごくいい感覚で投げられてる試合が多いですし、今日もどんどん調子を上げていって、思い切って投げていけたので。調子がいい証拠かなと思います」
-マウンドから降りた時の大歓声は
「すごく悔しかったですし。でも、最後は僕が選んだ球だったんですけど、まあまあまあ、悔しさとやられたかという。そんな感じです」
-ボールの調子は
「どのボールもしっかり投げ込めたといいますか、手先じゃなくて、しっかり投げていけたので。どのボールもやっぱりいいボールになってましたし、途中フォアボールはありましたけど、しっかりゾーンでカウントを整えながら投げられたので、それがいいピッチにもつながったかなと思います」
-ノーヒットノーランの意識はいつから
「やっぱりすごい歓声が聞こえましたし、すごく背中を押されましたし。とはいえ、球数が結構いってたので、普通に。まさか最後も投げさせてもらえるとは思わなかったので、思いっきりいこうと思ってました」
-ホリデーの最後の打席は山本が全てサインを出したか
「もともとどういくかっていうのは相談してたので、それ通りいってたんですけど、ボールになったので。カットボールを選んで投げました」
-打球が上がった瞬間は
「いや、もう打たれたなと思いました」
-チームとしては最悪の負け方だが、個人としては手応えのあるピッチング。気持ちのせめぎ合いは
「やっぱりチームが勝つのが、やっぱりすごくうれしいと言いますか、それがみんなの目指してることなので。今日は勝てたら最高でしたけど。やっぱり負けてしまったので、すごく悔しいですし、またこういったピッチングができるように頑張りたいと思います」
-チームを前向きにさせる投球ができたのでは
「しっかり集中して投げていけましたし。どうでしょうかね、チームの雰囲気はわからないですけど」
-9回の登板はどんな流れで
「特に会話はなく、そのまま上がりました」
-大記録が迫ると徐々に声をかけられないことがあるが
「いつも通りの雰囲気でした」