<オリオールズ2-5ドジャース>◇7日(日本時間8日)◇オリオールパーク
日本ハムや中日でプレーした武田一浩氏が「NHKBS」で解説を務め、山本由伸投手(27)が大記録を逃したプレーに一石を投じた。
山本は6日(同7日)のオリオールズ戦で、9回2死までノーヒットノーラン。日本人史上3人目の偉業を目前にしたが、ホリデーに内角のカットボールを右翼後方へ運ばれた。右翼手アンディ・パヘス外野手(24)は、ダイレクト捕球を諦めクッションボールを待つと、打球はギリギリで右翼席へ飛び込んだ。
オリオールパークの右翼フェンスは低く、打球は最前列へ。ノーヒットノーランがかかっていただけに、ジャンピングキャッチを試みるべきとの声が相次いでいた。「NHKBS」で同戦の解説を務めた元広島の小早川毅彦氏(63)も「諦めてるじゃないですか。追っていって跳んだら可能性があった」と悔しがっていた。
武田氏はこの日、話題のプレーを解説。「不慣れな球場で不慣れな外野フェンス。見てる方は簡単に言いますけど、プレーしてる方は簡単にそんなのはできません」と分析した。パヘスの本職は中堅で、同戦では9回から右翼の守備に回っていた。
MLB公式サイトもこの日、パヘスのプレーに対する検証結果を公表。複数のオリオールズの球団スタッフによると、打球はフェンスより4フィート(約1・2メートル)奥にの手すりまで到達しており、手すりはフェンスよりも18インチ(46センチ)高かった。ジャンプして「ホームランキャッチ」を試みても届かなかったと結論付けた。