ドジャース大谷翔平投手(31)は、12日(日本時間13日)から同じナ・リーグ西地区で3位のジャイアンツと敵地オラクルパークで3連戦を迎える。相手先発は現役最多265勝の右腕ジャスティン・バーランダー投手(42)。過去の対戦は23打数5安打で打率2割1分7厘だが、本塁打は2本打っている。最強右腕を打って、再点灯した優勝マジック13を減らしていく。
42歳のバーランダーは今季、3勝10敗、防御率4・09と往年の勢いはない。だが、ドジャース戦は通算4試合で3勝1敗、防御率3・38の好成績。ベッツやフリーマンらベテランを含め、ベンチ入りメンバーで過去に本塁打を放った打者はいない。自然と大谷に期待は高まる。
大谷とバーランダーは、ルーキーだった18年5月16日に、エンゼルス-アストロズで初めて対決した。この時は4打数無安打3三振と、大谷が完膚なきままにたたきのめされた。しかし、2度目の対戦となった同年7月21日に二塁打を放ってやり返すと、3度目の対戦となった同年8月25日には二塁打と2ラン本塁打。19年以降は9打数2安打で1本塁打を放っている一方で、5三振を喫している。力と力の好勝負を繰り広げている。9月7日以来、4試合ぶりの49号本塁打も十分に期待できそうだ。
ドジャースは82勝64敗のマジック13で西地区首位を走るが、同3位のジャイアンツも74勝72敗。ワイルカード争いではポストシーズン出場圏内に1・5ゲーム差につけており、負けられない戦いが続いている。ドジャースとジャイアンツは以前、同じニューヨークを本拠地としてしていた永遠のライバル同士。7月11日には日本人初の「スプラッシュヒット」をマークした球場で、「ヒリヒリする9月」に大谷の力が試される。【斎藤直樹】