<ドジャース-フィリーズ>◇15日(日本時間16日)◇ドジャースタジアム
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(53)が、オープナーを失敗したアンソニー・バンダ投手(32)を励ました。
この日の先発はエメ・シーハン投手(25)が予定されていたが、先発マウンドには救援左腕バンダが上がった。フィリーズ打線は2番に今季52発のシュワバー、3番にスーパースターのハーパーと左打者コンビが並び、左腕のバンダに最初のイニングが任された。
先頭ベーダーをカウント2-2から95・7マイル(約154キロ)で空振り三振。シュワバーを96・4マイル(約155キロ)のツーシームで追い込んだが、カウント2-2からスライダーを右中間席へ運ばれた。
続くハーパーに四球を与えたところで、シーハンに交代。オープナーは失敗に終わった。右腕は後続を打ち取り、追加点は許さなかった。
バンダは降板すると、自らへの怒りをあらわに。作戦が裏目に出たイニングが終了すると、ベンチでうなだれるバンダの隣へ、ロバーツ監督が歩み寄って座った。指揮官はバンダの腕に手を置きながら励ますと、最後はグータッチを交わした。
バンダは66試合に登板して5勝1敗、防御率3・47。今季は初先発だがメジャー9年間で9度目の先発で、昨季は2試合に先発していた。
シーハンは12試合に登板(10先発)して6勝3敗、防御率3・32。前回登板の9日(同10日)ロッキーズ戦では、7回を1安打1失点9奪三振と好投した。
フィリーズは89勝61敗で、ポストシーズン(PS)の進出が決定。ナ・リーグ東地区優勝へのマジックナンバーを「1」としている。
ロバーツ監督は試合前の会見で「アンソニーはこのシリーズで重要な役割を担うことになる。相手が左打ちがそろった打線の構成だからね。彼はオープナーの経験があるし、エメットもブルペンから登板した経験がある。エメットはこの試合に関しては、途中からの方がよりアウトを取るチャンスがあると考えた」と説明していた。
フィリーズは89勝61敗で、ポストシーズン(PS)の進出が決定。ナ・リーグ東地区優勝へのマジックナンバーを「1」としている。
ナ・リーグの勝率1位はブルワーズ、2位がフィリーズ、3位がドジャース。勝率2位までがPSのワイルドカードシリーズを免除され、84勝65敗のドジャースにとって、今シリーズは重要な意味を持つ。